2017年10月5日にニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンが発売されました。ついにやってきました!任天堂はいい仕事をしたね!!
今回は全21タイトルが搭載されていますが、まぁまぁの品揃えですね。本当に搭載してほしかったスーパーファミコンソフトをまとめてみました。
- ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン
- テイルズオブファンタジア
- ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…
- ドラゴンクエスト5 天空の花嫁
- ドラゴンクエスト6 幻の大地
- MOTHER2 ギーグの逆襲
- 聖剣伝説3
- スーパーチャイニーズワールド2
- ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説
- アクトレイザー
- スーパーボンバーマン2
- 高橋名人の大冒険島
- スーパーファミスタ4
- パロディウスだ! 〜神話からお笑いへ〜
- スーパー桃太郎電鉄II
- ミッキーのマジカルアドベンチャー
- 半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!
- 大爆笑!!人生劇場 ドキドキ青春編
- フォーチュン・クエスト ダイスをころがせ
- 川のぬし釣り2
- 南国少年パプワくん
- らんま1/2 爆烈乱闘篇
- ファイナルファイト2
- まとめ
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン
スーファミは小学生から中学生時代に遊んでいました。それなりの本数を遊んだ自負があります。今回の復刻版ではミニファミコンにも搭載されていた「いつでもセーブ機能」や,中断ポイントから巻き戻って再チャレンジできる「リプレイ機能」があるので、アクションゲームで遊ぶときには嬉しい機能ですね。
当時開発されながら発売に至らなかった『スターフォックス2』も含まれているため、実質20作品が復刻されていることになります。本体はかなり小さくなりましたが、コントローラーは昔のサイズそのままと使いやすさも考慮されている。
唯一のデメリットはタイトル内蔵型なので21作品しか遊べないところか。昔は1ソフトだけで6000円くらいしたので、それを考えると激安価格。
収録タイトル一覧全21タイトル
1.スーパーマリオワールド
2.F-ZERO
3.がんばれゴエモン-ゆき姫救出絵巻
4.超魔界村
5.ゼルダの伝説-神々のトライフォース
6.スーパーフォーメーションサッカー
7.魂斗羅スピリッツ
8.スーパーマリオカート
9.スターフォックス
10.聖剣伝説2
11.ロックマンX
12.ファイアーエムブレム-紋章の謎
13.スーパーメトロイド
14.ファイナルファンタジーVI
15.スーパーストリートファイターⅡ
16.スーパードンキーコング
17.スーパーマリオ-ヨッシーアイランド
18.パネルでポン
19.スーパーマリオRPG
20.星のカービィ-スーパーデラックス
21.スターフォックス2
名作ゲームでクリアできた作品
★★★ロックマンX
★★★スーパーマリオカート
★★★スーパーマリオワールド
★★★がんばれゴエモン-ゆき姫救出絵巻
★★★スーパーストリートファイターⅡ
★★★星のカービィ-スーパーデラックス
スーファミ版『がんばれゴエモン』は後半ステージの難易度が高いため初心者には少し難しいアクションゲームですが、新機能「いつでもセーブ機能」や「リプレイ機能」によって難易度は大幅に下がったことになります。
年齢問わず誰でも気軽に楽しめるようになったので、今回の収録ゲームの中でもリメイクの恩恵が高いゲームだと思います。当時はパスワード方式だったので、よく間違えて再開できませんでした…(-_-;)
名作ゲームだけど、クリアできていない作品
★★☆超魔界村
★★☆ファイナルファンタジーVI
★★☆ファイアーエムブレム-15紋章の謎
★★☆ゼルダの伝説-神々のトライフォース
この品ぞろえでリーズナブルな値段を考えると非常にお得。ただ、あまり好きじゃないソフトや全く知らないソフトも入っており(違うラインナップにしてほしかったな。。)と少し不満も残ります。
今回私が「もし総責任者で選び放題だったら」の想定で、全1448タイトルから理想的な神ゲー22作品をまとめました。
テイルズオブファンタジア
1995年12月発売の正統派RPG。『テイルズオブ』シリーズの第1作目にて最高傑作。キャッチコピーは「悲しみの涙を剣に変えて少年はいま、時間を越える…」。アクションゲームさながらのリアルタイム戦闘システム、豪華声優陣によるキャラクターボイス、自分の中でゲームに主題歌の概念を作ったのがテイルズオブファンタジアです。
私の中でオリジナリティー、グラフィックス、サウンド、熱中度、満足感、総合評価全てで満点を叩き出した伝説のゲーム。1998月にプレイステーションでリメイクされており、ゲーム性はそのままにグラフィックが大幅に進化。アニメーションのオープニングムービーを追加したり、ゲームバランス調整が最適だったり、良リメイクの見本。
ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…
1996年12月発売のRPG。キャッチコピーは「さらば、母なるアリアハン」。元祖は1988年2月発売のファミコンですが、思い入れがあるのは1996年発売のスーファミ版(リメイク版)です。リメイク版はどれだけ褒めても褒めすぎとはならない正統派リメイク。
キャラクターメイキングや転職のシステム、昼夜の概念を導入。当時の私は勇者・賢者・賢者・賢者のスペシャルパーティを育成途中でセーブデータが消えて人生に絶望しました。プレイ時間が長ければ長いほどデータが消える確率が高くなるので結局スーファミ版ではバラモス城クリアが限界でした…。ロト伝説三部作完結編。プレステ4で最もリメイクしてほしい作品。
ドラゴンクエスト5 天空の花嫁
1992年9月発売のRPG。キャッチコピーは「愛がある、冒険がある、人生がある」。不屈の名作として2004年にPlayStation2版が、2008年にニンテンドーDS版がリメイクされている。3世代に渡るシナリオで、物語中盤で結婚という重大な人生選択もある。もちろんビアンカ派。隠しダンジョン、隠しボスが初登場。多数のモンスターを仲間にでき、公式ガイドブックを買った最初で最後のゲーム。ドラクエシリーズ勇者の名前は「エニクス」一択です。
プレステ2版ではカジノの大当たりを意図的に狙えるので時間は多少かかるものの入手しやすくなっています。オラクルベリーで「メタルキングの剣」と「グリンガムのムチ」を複数入手してから攻略していった。主人公・ヘンリー・スライムナイトが全員装備すれば無双パーティの完成。グランバニアまではレベルを気にせず進められ、序盤での最強装備はストーリーを楽しみつつストレスも溜まらないので結構面白いです。しかし、オープントレイ(デバックルーム)やアイテム無限増殖の裏技は知らなかった…。
関連記事:PS2版ドラゴンクエスト5オープントレイバグ体験記
ドラゴンクエスト6 幻の大地
1995年12月発売のRPG。キャッチコピーは「ドラクエを超えるのは、ドラクエだけ」。リメイクを除くとSFC最後のナンバリング作品。現実世界と夢の世界を行き来しながら冒険を進める。新しい転職システムが登場しており、やりこみ要素が増えました。
ただ熟練度を上げるための戦闘回数ですが、勇者以外が勇者の職業になるには最短でも約2300回必要と大変すぎますね。こちらも終盤でデータが消えた記憶があります。本作だけプレステでリメイクされる気配がないのは何故だ?
MOTHER2 ギーグの逆襲
1994年8月発売のRPG。キャッチコピーは「大人も子供も、おねーさんも」。コピーライターの糸井重里がゲームデザインとシナリオを手掛けている。戦闘システムが独特で面白いし、各キャラの人間らしさはピカイチ。非現実的なのがゲームでは一般的ですが、マザー2は一風変わっているようで、現実味のある世界観から始まるのが印象的でした。
それまでの剣と魔法の世界の世界観ではなく、現代に近い世界観で親しみやすいです。序盤の武器も銅の剣じゃなくて、バットやフライパンですしね。どせいさん語は「ぷー。あらあら。ぽえーん。」が特徴。海外版ニンテンドークラシックミニには収録されているらしい。ファック!
聖剣伝説3
1995年9月発売のアクションRPG。総勢6人の内、メインとなる主人公1人と仲間2人を選ぶ画期的システムを採用。自由度の高いパーティー編成やクラスチェンジシステムが可能となった。ケヴィン・ホークアイ・アンジェラの3名がお気に入り。もちろん全員闇属性。正統派ならデュラン・リース・シャルロットの光属性チーム。
2017年6月にシリーズ25周年作品として初期3作品をまとめたNintendo Switch用ソフト『聖剣伝説コレクション』が発売された。戦闘要員としては使いませんが、個人的にハーフエルフのシャルロットが好きです。シャルロットの揺れる動きと「でち」口調がかわいい。おじいちゃん(妖精王)へのコメント「あんた、だーれ?」。
スーパーチャイニーズワールド2
1993年10月発売のされたアクションRPG。『スーパーチャイニーズワールド』シリーズの第二作目。正式名称は『スーパーチャイニーズワールド2 宇宙一武闘大会』。ファミコン版『スーパーチャイニーズ2』から好きになったが、今作がシリーズ最高傑作。中国やカンフーをモチーフにしながら色々な要素が含まれており、良作に入る。余談ですが、この頃キョンシー映画『霊幻道士』を見るのが好きでした。
ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説
1992年1月発売のロールプレイングゲーム。致命的なバグがたくさんあることで有名。原作と違いヤムチャや天津飯もナメック星に行くシナリオになっている。独自のカードバトル形式は高評価。これ以降のドラゴンボールシリーズは対戦型格闘ゲームが多くなってしまうのが残念。
アクトレイザー
1990年12月発売のアクション+シミュレーションゲーム。自身が神となって魔物を倒すアクションモードと、街づくり育成モードが融合した異色作。サウンドやグラフィックなど、その完成度の高さが話題を呼んだスクエニソフト。いまだに根強いファンが多く、SFC初期の名作と言ってよい。町を作る面白さとシナリオが秀逸。各地域を振り返るエンディングも、見逃せない内容となっている。奇跡と称して地震や雷で住民や建物を皆殺しにする爽快感が売り。弦楽器と管楽器をベースにしたオーケストラのような音楽はゲーム業界に衝撃を与えたのは語り草。
スーパーボンバーマン2
1994年4月発売のアクションゲーム。ハドソンの良作としてボンバーマンシリーズは外せない。貫通ボムやリモコンを操作して敵を一層する爽快感が最高です。幼稚園生でも楽しめるシンプルなゲーム設定なので中毒性が高い。
高橋名人の大冒険島
1992年1月発売の横スクロール型アクションゲーム。ハドソン(現・コナミデジタルエンタテインメント)社員であった高橋名人を主人公としたゲーム。前作ではあまりの難しさからクソゲー呼ばわりされるも人気と話題性は高かった。今作でも一撃アウトでセーブ機能がないという難易度設定。ゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売された2006年1月にハドソンベストコレクションの中にも復刻版として収録されている。
スーパーファミスタ4
1995年3月発売のプロ野球ゲームソフト。2017年はファミスタ30周年。ナムコゲーム史上でも3本の指に入る名作。裏技で「裏ナムコスターズ」と「裏ドリームス」の2チームがあります。「いんたい」や「よせんおち」などゲームバランスを崩壊させる作中最強チーム。ファミコンではファミスタ90が一番の名作だと思う。コナミスターズ不動の1番打者「ぴの」よりも早い「はやみ」選手がいるアニメスターズが好きです。
パロディウスだ! 〜神話からお笑いへ〜
1990年4月25日発売の横スクロールシューティングゲーム。コナミの名作として名高い。特にサウンドとグラフィックは必見。
スーパー桃太郎電鉄II
1992年8月発売のボードゲーム。桃太郎電鉄シリーズの第3作目にして、ハドソンが生んだ名作。今作から「キングボンビー」が初登場。システムが初期から完成しているためか旧作よりも新作のほうが面白いと感じる。プレイスステーション2「桃太郎電鉄15-五大ボンビー登場!の巻」で全駅独占(増資最大)して遊ぶのが面白いですが、普通にやると約50~60年かかる。
ミッキーのマジカルアドベンチャー
1992年11月発売のカプコンの良作。スーパーファミコン初のディズニーゲーであり、「ディズニーらしさ」が満載のディズニーゲームとなっている。
半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!
1992年12月発売のリアルタイムシミュレーションRPG。スクウェア・エニックスの人気シリーズで、パロディ色が強いが、牧歌的で個性的な世界観は名作と評価される。前作『半熟英雄』と比較して難易度も下がり、非常にプレイしやすくなった。リメイクや外伝なども含めれば、現在までに7作品が出ている。
大爆笑!!人生劇場 ドキドキ青春編
1993年7月発売のボードゲーム。攻略サイトではルーレットは慣れると100%目押しできると言われているが、当時は全然できなかった…。セーブ機能がないのが難点。
フォーチュン・クエスト ダイスをころがせ
1994年4月発売のボードゲーム。深沢美潮原作の小説「フォーチュン・クエスト」をゲーム化。案内役のシロちゃんはホワイトドラゴン。犬じゃないデシよ!原作の冒険ファンタジー感がしっかり表現しつつも、桃鉄のようなゲーム感覚で遊べるボードゲームです。パッケージにRPGとあるが、「R(六人で)P(プレイできる)G(ゲーム)」の略であり、詐欺のような騙され方をした。
川のぬし釣り2
1995年4月発売の釣りゲーム。スーファミの釣りゲームの王様とも言える存在。日本の古きよき田舎を感じさせるステージ構成やのんびりしたBGMは評価が高い。ただし、水深が深いと釣りあげるタイミングが非常に難しく、時間もかかる。フライ釣りやツアー釣り等釣りを全く知らない人にはちょっと難解。
魚は全部で72種類登録されており、外来生物から絶滅危惧種まで幅広い。個人的には下流ステージのメダカやドジョウ釣りが好き。改めて考えると湖ステージのブラックバスやブルーギルは複雑な心境になる。各エリアにモグラやタヌキなど「おじゃま動物」と呼ばれる敵キャラが存在し、対戦できる。おじゃま動物は殺戮の限りを尽くすと出現しなくなる。
南国少年パプワくん
1994年3月発売。1991年より月刊少年ガンガンにて連載されていた漫画『南国少年パプワくん』を原作にしたゲームです。アニメにもなりました。本ゲームでもイトウくんやタンノくん等のパプワ島の生物(ナマモノ)は健在。
らんま1/2 爆烈乱闘篇
1992年12月発売。1987年より週刊少年サンデーにて連載されていた漫画『らんま1/2』を原作にした格闘ゲームです。最上位隠しキャラに八宝斎がいます。
ファイナルファイト2
1993年5月発売のベルトスクロールアクションゲーム。2人同時プレイが可能で、味方を助けるフリをして敵もろともダメージを与えられます。敵を倒すよりも味方を殴るほうが爽快感があり、最終的に仲間割れして仲間同士で殺しあうのがお約束のゲーム。操作性は大味と評価されている一方で、難易度が前作よりも低下している点は評価できる。初心者にとってボタン一つで必殺技がだせるのは魅力。
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まとめ
誰でも知っているような評判の高いゲームから、隠れた名作もランクインしました。どれも思い出深い作品ばかりなので、リメイクされたら絶対に遊んでみたいです。任天堂はPS4で過去作品をリメイクしてくれるだけで満足です。m(__)m