ラグビーのラフプレーと不可解なレフリング判定

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大学ラグビーの試合で実際に起きたラフプレイと不可解なレフリング判定に対する感想をまとめました。

レベルが低すぎるラグビーの審判

この記事を書こうと思ったきっかけの動画です。2002年の早稲田大学VS帝京大学の試合。対抗戦なのか大学選手権なのか不明ですが、メンバーが懐かしいですね。当時主将だった山下大悟選手(現・早稲田大監督)を筆頭に、大田尾竜彦選手、佐々木隆道選手がいます。

ご紹介している動画では早稲田の上村康太選手(サントリーサンゴリアス)が故意に相手選手を踏みつける危険なプレー(スタンピング)に対して、帝京大学の選手がキレてしまった一連の流れが映像として残っています。

この動画に対して「早稲田は報復されて当然」「帝京の暴力による報復行為にレッド」といった選手に関する意見が多かったですが、私としては「この審判は狂っているのか?」と思いました。

本来は報復行為によるペナルティは退場(シンビン)です。しかし、この試合では故意に相手を殴るパンチングで、ペナルティキックとなっています。異常とも呼べるジャッジに会場のファンもバッシングの嵐です

審判の名前を調べても確認とれませんでしたが、「あいだレフリーです。」という実況の声が聞こえますので、日本協会公認レフリーの相田真治さんだと推測されます。

テレビ放映で判定基準が変化するおかしなスポーツ

早明戦や大学選手権などテレビ放映がある試合のレフリーは少しおかしい。なぜか一般的には反則になるはずの行為が反則になりません。結果的に真面目でクリーンなチームは損をする結果に

大学というアマチュア試合では審判に抗議できないシステムがそもそも質の低下を招いている。本来は反則のはずなのに反則をとらない誤審に対して日本ラグビー協会はレフリーに出場停止処分を下さなければいけない

「アマチュアスポーツに誤審はつきもの」と割り切ってはいけないし、「テレビ放映がある試合だけ判定がブレる」というのはおかしい。この試合以外にも、大学選手権では故意のスクラム崩しがコラプシングにならないケースが多数あり疑問符に残るジャッジは多い。

中学生がこのゲームを見ていたら「相手を蹴ったり殴ったりするプレーは危険な行為ではないんだ」「あの程度はOKなんだ」と思うでしょう。こうした誤解が生まれるのが一番のリスクだと思います。

帝京大学の報復行為は(退場にならないなら)正解だと思う。

2002年度の早稲田大学と言えば清宮克幸監督2年目であり、東伏見から上井草へグラウンド移転した年です。早稲田大学は高校の有名選手をスカウトし、推薦で集めるようになりました。黄金期の幕開けとも言える世代で、13年ぶりに全国大学選手権優勝も果たしました。

一方で、帝京大学は強豪校に数えられているものの大学対抗戦では4位、大学選手権ではベスト8止まりが続いていた時代です。現在のような常勝軍団のような存在ではありませんでした。そうした背景を考えると、この試合は帝京大学が善戦しており、早稲田はフラストレーションが溜まっているような試合展開だったと推測されます。

岩出雅之監督は選手に注意していますが、私が帝京大学の監督だったら「ラッキー」と内心で喜ぶと思います。レフリーが「レッド(退場)」じゃないと判断したら、「レッドに値するプレー」ではないのですから

「報復行為はダメだろ!」と思われるかもしれませんが、報復行為かどうかも審判が判断するものであり、このシーンでは報復行為と判断されていませんからOKなんです。(流石に2回も同じ行為をしたらレッドだとは思いますが。)

まとめ

今回、帝京大学は反撃していますが、明治大学や慶應義塾大学だったら大人しくなっていただけでしょう。解説の永友洋司さんも沈黙していますが、はっきり指摘しないといけないと思います。

動画の感想としてレフリー以外に「こういう激しい試合は最近減ったな」とも思いました。最近の大学ラグビーの試合は両校の選手が高校の同級生だったり、同じユース日本代表で仲が非常に良いです。観客席から見ててもそう思えます。仲が良いのはいいんだけど、良すぎるせいで激しい試合がめっきり減ってしまったような…(;・∀・)

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