自宅カギを紛失した時の鍵屋の値段と選び方と注意点

私は1年に1回は財布や携帯と一緒に鍵も落とします。鍵をなくすときの絶望感といったら最悪です。そんな落とし物の専門家がこれまでの人生で得た鍵に関する知識や注意点をまとめました。

東京には隠す場所がない

そもそも予備のカギを用意しておけばいいと考える人もいると思います。しかし、地方であれば自宅の庭に隠したりできるでしょうが、東京のアパートに住んでいる私にとってそんな都合のいいスペースはありません。独身30代一人暮らしにとって家には誰もいないから紛失した時は地獄。しかも決まって夜に気づくので賃貸管理会社も電話に出てくれません。

ポストや植木鉢に隠す人がいますが、泥棒に入ってくれと言っているようなもの。そもそも共有スペースに植木鉢を置く事も出来ませんし、ポストは暗証番号を忘れているため、いつでも開けられるようになっている。そう。東京や神奈川など首都圏のマンションやアパートに住んでいる人にとって合鍵を隠す場所なんてないのだ!(; ・`д・´)

定番の紛失パターン

自宅キーを無くした時に気づくのは決まって家に入る直前。玄関のドアを開けようと上着のポケットをもぞもぞ。

・・・。

(嫌な予感・・・)ズボンのポケットをもぞもぞ。

・・・。

ないΣ(・□・;)

25時半に自宅ドアの前で飲み会後に会社に置き忘れたときに気づいた瞬間は人生のバッドエンドでした。そもそも深夜だから会社にも戻れない。3階だから窓から侵入する事もできない。ヤバい、死にたい…。あぁ無常也…。

泥棒みたいなこともした

以前の賃貸契約していた家は1階だったのでベランダからよじ登ることができました。通行人の人が見たら泥棒にしか見えなかったと思います。通報されずに済んで良かった(;・∀・)

鍵のレスキューに依頼するのかどうか

鍵を落とした検討はついているけど、もしも取りに戻ってもなかったら悲惨だしな・・・。漫画喫茶に泊まるにしても最寄り駅にないし、とにかく寝たい。明日も会社があるから、着替えたいし、いまからカプセルホテルに移動するのもお金もかかるし・・・。日本で一番不幸な漢の爆誕。そうした板挟みから鍵のレスキューを調べてみました。

鍵の種類

ディンプルキーと呼ばれるギザギザの代わりに穴があるタイプのカギはピッキング防止されていて開けるのが難しいようだ。他にもマグネットキーという種類や内溝キー・外溝キーといった様々な種類のカギがあることを知りました。

一般カギ(シングルカット)

片側のみギザギザのあるカギです。アパートにはこのタイプが多いと思います。

ディンプルキー

様々な住宅メーカー(GOAL・SHOWA・ALPHA・WEST・GIKEN)で利用されているみたいです。私は知りませんでしたが、マンションだと比較的このタイプが増えているそうです。

総じてディンプルキーは、料金が少し高く設定されている業者が多かったです。余談ですが、オートロックやディンプルキーは鍵業界でも革命と言われる製品らしいです。

ディンプルキーについて

現代のカギの主力製品である「ディンプルキー」は防犯性が高く、シェア率も拡大しています。最近では玄関扉以外にも自転車の鍵にも採用されていることがあります。都心では空き巣犯罪が起きていますが、ディンプルキーなら安心ですね。

しかし、高い防犯性のため従来のギザギザ型の鍵よりも開けるのが困難であるとのことです。当たり前ですが鍵開け道具(ピッキングツール)でも簡単ではない。これには理由があって、従来の鍵は数十万通りだったのと比較して、ディンプルキーは1億通り以上あるようです。Σ(・□・;)

悪質なボッタクリが多い鍵業界

作業に入る前に、しっかり料金を決めたほうがいい 。お客さんも鍵無くしたとか緊急事態でてんぱって、とにかく直して下さいとか開けて下さいと言いがちだけど 、作業が終わったあとに料金交渉だと、ほとんど鍵屋の言い値になっちゃう。

引用:鍵業界に勤めてたけど質問ある?

作業費+出張費+深夜割増料金 この3つが深夜にかかる料金みたいです。

また呼ぶだけで出張費が発生したり、キャンセル料が発生する業者もいるそうです。電話で見積もりを依頼しても「見てみないとわからない」が殺し文句。緊急性が高いから泣き寝入りする人が多いようで、口論になる人もいるようです。そうしたトラブル回避のために鍵を開ける前に「何も文句は言いません」と一筆書かせるところがほとんど。

本当にボッタクリ悪質業者が多いので注意してほしいと思います。金額に関して様々な口コミ評判を調べたところ、鍵の種類や場所や時間帯にも左右されるそうですが、深夜だと一般的な値段・相場だと約2万円が平均的な金額のようです。(鍵開けだけでなく、鍵交換になるともう少し高い)。高いか安いかどうかは緊急性にもよるでしょう。

色々と調べたら『鍵の緊急センター』が一番嬉しい料金システムでした。口コミ情報も悪くありません。

特徴1:電話見積もり

特徴2:出張費無料

特徴3:キャンセル料無料

千葉県や埼玉県以外にも大阪府・愛知県・福岡県の主要都市から地方都市まで全国対応している点が心強いですね。困ったときはこの鍵屋がおススメです。家の鍵以外にも車のカギや建物のカギにも対応しています。もちろん鍵交換にも対応。

東京都内で24時間営業している鍵屋はいくつか存在しますが、鍵屋によっては深夜料金が発生する業者と、全く追加料金が発生しない鍵屋があります。また出張エリアによる追加料金もあり、これらは聞かれないと教えてくれないそうですよ。注意してください。

他にも『鍵の110番』や『鍵の救急車』が大手鍵屋。やっぱり大手が一番安心だなぁと思いました。実際に利用者を意識した細かいホームページができています。そして鍵の種類によるが、古い鍵だと約30秒で開けれることが多いそうです。早い。さすがプロ。

まとめ 

色々と調べてみたものの、結果的に会社に戻って家の鍵を見つけることができました。この日ほど会社と家が近いことにメリットに感じたことはありません!(`・∀・´)