【タイムズのカーシェア】気になる疑問・使い方・評判を徹底調査

車を持っていることによって家計の負担が重くなり、ガソリン代も高くなるので都市に住んでいる人たちは車を手放すことが増えていますよね。ところで、カーシェアリングというのは聞いたことがあるけれど、実際にレンタカーとの違いや使い方などまだまだわからないことが多いかと思います。今回はカーシェアリングの大手であるタイムズを徹底調査したいと思います!!

まずはカーシェアリングするメリットから

車を自分で持つとなると、高額な車両の代金にプラスして、駐車場代、自動車税、車検代、ガソリン代そのほか整備費などかなりの維持費がかかりますよね。最近の人達の車離れはそういった費用の面で一番負担がかかるからだと言われています。

カーシェアリングの場合、車の維持費にかかる費用は複数の会員で分けることになります。ガソリン代も車検代も込みで基本料金や利用料金などに含まれています。料金は利用した時間と距離によって決められていて、使う時間が短ければ短いほどコストを低くすることができます。

例えば週に1度の買い出し、大きなものを買いに行く時だけ、雨が降った時の子供の習い事の送迎、お年寄りの病院の送迎、電車で出かける家族を駅まで送るなど毎日長時間使う人でなければカーシェアリングを使ったほうがお得な場合があります。さらに洗車や点検などの維持にかかる手間もないので、さらに時間の短縮ということになるのです。

利用した車はどうやって探す?

カーシェアリングに興味はあるものの、自宅近くにステーション(タイムズカーシェアの車が置いてある場所)があるのかどうか知りたいですよね。便利でも自宅から遠いと天気が悪いと雨で濡れることもありますよね。

タイムズのHPでステーション検索をしてみましょう。日本では現在4つの県(福井県・鳥取県・島根県・が佐賀県)をのぞいた都道府県で設置してあります。

検索の仕方をご紹介します。 ■区や町名など住所もしくはご存知であればステーション名を入力する。 ■駅名を入力する。 ■乗りたい車種を選択した後、住所を入力して検索結果を絞り込む ■地図から探す

といったように、現在の住まいでももちろんいいですが引っ越しを機に車を処分してしまおうと考えている人には新しいお住まいでの検索もできて便利ですよね。

タイムズの会員登録の仕方は4つ!

実際に車を利用するにあたって、まずはタイムズの会員登録が必要となります。登録の仕方は3つの方法から選択できますので、好きな方法で登録をしましょう。

1.今すぐに使いたいとき

webで手続きをしたけれどもカードが郵送されてくるまで待てないという人にはクィック入会という方法があります。webで基本情報を申し込んで、最寄りの店舗に行って直接会員カードを受け取ります。店舗でカードの発行が済んだらその日から利用することが出来ます。

2.手続きを自分の家だけでも済ませられます

忙しい方、または育児や介護で思うように店舗を訪れることのできない方はwebの手続きをおすすめします。webのみですべての手続きを終えたら、必要書類を事務局に郵送すると後日会員カードが送られてくるので、利用が可能となります。

3.カーシェアの説明会で必要だと思ったらその場で

カーシェアリングは便利だと聞いているけれども、実際に説明を聞いてよくわかってから入会したい、そんな人には説明会へ行くことをお勧めします。カーシェアリング体験会は各地で行われているので疑問に思うことや不安な点があればぜひそこで聞いていただきたいと思います。

運転免許証とクレジットカードを持っていれば、体験会での入会もできますよ。体験会の予約はwebか電話で事前の予約が必要となるのであらかじめ調べておきましょうね。

4.無人の入会機もあります

タイムズの無人入会機を見つけたらその場で作ることができます。銀行のATMのような機械で入会申し込みに必要な情報を直接入力します、クレジットカードなどの情報を登録したら、その場でオペレーターとつながり本人確認の後はカードが発行されます。

発行された会員カードを読み取り機にかざしたら登録が終わってすぐに使う事が出来ます。

車を使うために、料金体系を知ろう!

1人に1枚カードの初期費用

▽カード発行料…1,550円

まずは入会時に一度だけ支払います。一人一人のドライバーの免許の登録をするので、例えば家族の中でお父さんとお母さんが利用したいと思ったときは2枚必要となります。キャンペーンなどを行っている時はカードの発行料や月額の基本料金が無料になることもありますのでお得に利用してしまいましょう。

月額の基本料金は無料利用料やガソリン代も込み

▽個人プラン(1,030円)

これには1,030円の無料利用料が含まれています。1か月の利用が1,000円未満の時には返金されませんのでご注意を。

▽家族プラン(1,030円) 1人分の月額基本料金で家族全員が利用できます。こちらも無料利用料1,030円つきです。

▽学生プラン(無料) 入会月から4年間、月額料金が無料となります。

利用料金は車種によって違います

利用料金は車種によって2種類の料金があります。料金は予約した開始の時間から、返却の手続きが終わった時間までが対象です。予定していた時間よりも短ければその時間までの料金ですし、反対に時間をオーバーした場合も延長した料金を払います。一人でいろいろなタイプの車を利用できるのも魅力の一つです。

◇ベーシック(国産車)…15分で206円 プリウス、プレマシー、デミオ、フィット、フィットシャトル、アクア、ノート、キューブ、ヴィッツ、その他電気自動車からも選ぶことができます。

◇プレミアム(輸入車)…15分で412円 116i、MINI ONE,CR-Z,LEAF、A4などから選ぶことが出来ます。自分では高くて買うことのできない輸入車もこの金額だったらちょっとだけ街を走るということもできますね。

お得なパックメニューも豊富

カーシェアリングは15分いくらなどの短時間の利用がメインだと考えられていますが、長時間のパックもタイムズの人気の一つと言われています。一般的に長時間の利用の場合はレンタカーの方が安いと考えますよね?この後の料金プランを見てみてください。レンタカーよりも安く借りられる場合もあるのです。

・アーリーナイトパック(18時~24時) 2,060円+距離料金(15円×走行キロ)

・レイトナイトパック(24時~翌朝9時) 2,060円+距離料金(15円×走行キロ)

・ダブルナイトパック(18時~翌朝9時) 2,580円+距離料金(15円×走行キロ)

・6時間パック 4,020円(距離料金なし)

・12時間パック 6,690円+距離料金(15円×走行キロ)

・24時間パック 8,230円+距離料金(15円×走行キロ)

急に夜の海に行きたくなったとき、旦那さんが終電を逃してしまったときなど用途はたくさんありますよね。このパックのいい所というのは車種をどれでも選ぶことが出来るというところです。料金は同じなのでデートの時は外国車でいつもと違うドライブを楽しむのも素敵ですよね。

どのタイプがいいか迷ったらシミュレーションして

たくさんあるプランの中からどれを選べばいいか迷ってしまって結局どのくらい料金を払うのかよくわからない人は、料金シミュレーターを使ってみてください。契約プランとのってみたい車種、1か月あたりの乗車日数、1回あたりの利用時間を入力することでおおよその毎月の料金が出ると思います。

試しに私もやってみましたのでご参考に。

・契約プラン/家族プラン ・乗ってみたい車/デミオ ・1か月あたりの乗車回数/週に2回で月8回 ・1回あたりの利用時間/子供の習い事の送迎で1時間ずつ

を入力してみると月額6,592円となりました。気になる方はぜひ試してみてくださいね。

登録後は車の予約方法のご紹介

予約は何日前から出来る?

カーシェアリングを利用しようとする2週間前から予約することが出来ます。さらに急に利用することになっても車の空きがあれば利用する直前でも予約をすることが出来ますので、確認をしてみましょう。

予約状況を見てからスタート、予約確認までの流れ

予約の仕方もwebやスマートフォンで行えます。タイムズカープラスのHPにアクセスしてマイページに行きます。会員カードに記載された数字とパスワードを入力して予約(空車確認)のページに行きます。その後は時間や日にちなどを探してみて自分の希望に合う車を見つけましょう。

全国どこのタイムズでも利用できるので旅行に行ったついでやお仕事でちょっと使う時などはとても便利ですね。予約が完了すると確認のメールが届きますので、ドメイン指定している方はタイムズからのメールを受信できるようにしておきましょうね。

予約不可になっていたけれどどうしても乗りたい時

自分の乗りたい車があっても他の人が予約をしている場合は乗れませんよね。しかしその予約がキャンセルした場合は早く返却されるとメールを受け取れる機能があり、それを空き待ち設定と呼びます。空き待ち設定は他の人がキャンセルをした場合、もしくは返却待ちの2通りから選ぶことが出来ます。

いいタイミングでメールが来て実際に乗車しようと思ったら、改めて予約をしましょうね。

予約の変更やキャンセルはいつまで?

利用しようとおもったけれども、やっぱり使わなくなったという場合は予約時間の1分前まで変更が出来ます。開始時間が過ぎてしまうと課金が始まってしまうので、返却の予定時間だけを変更するということになりますので、キャンセルする場合は出来るだけ早くしたほうが良さそうですね。

時間が来たらいざ乗車!!鍵がないけど大丈夫?

STEP1:カードリーダーにカードをかざす

ステーションに実際に行ったら、車両カードの読み取り部分のLEDが赤く店頭しているので、そこに会員カードをかざしましょう。そうするとドアロックが開場されますので早速乗車します。予約した時間の10分前からのることができますが、実際にお金が課金されるのは予約時間からなので、早めの乗車をおすすめします。

乗車の前に目で見て車にどこか異常がないか、安全点検をしましょうね。

STEP2:助手席のフロントボードから鍵を取り出す

車の鍵の取り出し方は2種類あります。固定用された鍵の場合は貸し出しの方向にぐるっと回すと鍵が取り出せます。キーホルダーのタイプの場合は刺さっている所からキーホルダーを抜くと取り出せます。出発したら車が止めてあった場所にスタンドの看板を置いておきましょう。他の車が駐車するのを防ぐ役目があります。

カーシェアリング中のQ&A

赤ちゃんを乗せたいけどチャイルドシートはついているの?

家に赤ちゃんがいる場合、冬など病気が流行る季節はなるべく電車やバスなどの人込みは避けたいですし、いつ泣いたり騒いだりするかわからない中でのお出かけはママはヒヤヒヤものですよね。周りに気を遣うよりは車があったほうが便利な場合もあります。

6歳未満の子供にはチャイルドシートやジュニアシートの使用が義務付けられています。標準装備品として4歳から10歳まで座ることのできるジュニアシートは全車両にありますが、赤ちゃん用のチャイルドシートは貸し出しをしていないのでご自身で準備をすることをお勧めします。

もし途中で時間を延長したくなったら?

例えば車を使っていて目的地から帰る途中に渋滞に巻き込まれてしまった、子供の習い事の後に忘れ物をとりに引き返したなど、事前に予定していた時間に車を返すことが出来なくなった場合はとても便利なシステムがあります。

カーナビについている「タイムズプラスメニュー」からタッチパネルの操作で延長手続きが出来ます。メニューの中には予約時間確」の他に30分延長、60分延長、120分延長が選べるようになっていて、その中から自分の希望の時間を選択します。この時に次に使う人の予約が入っていない場合は延長できます。

車を返却する時とガソリンについて

車を返却するときはどうしたらいい?

最初に止めてあったスペースに看板が立てかけてあるのでそれをどかせて止めます。車の鍵の返却方法は始まりと同じように2種類です。鍵タイプの場合は返却方向に回して、キーホルダーのタイプの場合はキーホルダーをキーボックスに差し込みます。ライトが白色から緑色に変わったら終了ということになります。

最後にカードリーダに会員カードをかざすと車のロックがかかりますので、忘れ物や他の人が降りたかどうかを確認しましょう。

ガソリンはどうする?

ガソリンはレンタカーのように満タンにして返す必要はありません。燃料計が半分くらいになったら車内に置いてある専用の給油カードで給油をします。この時自分で支払う必要はありませんので安心してくださいね。車の汚れが気になる人は水洗いの洗車も専用カードで行う事ができます。

給油(20リットル以上)や洗車を使っている間にした場合、15分の料金を割引してくれるので、気持ちがよくなりさらに割引も受けられて素敵なプレゼントですね。給油は自動的に割引になりますが、洗車の場合は利用時間内にお電話にて連絡をする必要がありますので注意してくださいね。

タイムズの看板を見かけた!乗り捨ては出来る?

残念ながら乗り捨てはできませんので、自分が借りたステーションに返却をすることが基本となります。関西国際空港と大阪国際空港の間は乗り捨てが出来るステーションもありますので、そちら利用するときは便利ですよね。

利用中に事故があったら?保険は?

自家用車を持っている人は保険に入っているけれどもカーシェアリングの場合はどうなのでしょうか?タイムズカープラスはあらかじめ利用料金の中にもガソリン代に加え事故に備えて補償も入っています。ついている補償の種類は以下の通りです。

・人に対する補償/1名につき無制限 ・物に対する補償/1事故につき無制限 ・車両に対する補償/1事故につき時価相当額 ・運転者や同乗者に対する補償/1名につき無制限

気持ちよく使う利用するためのルール10箇条!!

カーシェアリングはみんなで大事に使うものですからやはり最低限のルールはあります。自家用車を持っている人も自分なりのマナーはあると思いますが、気持ちよくドライブを楽しむためにはマナーは大事ですよね。

1.出発前の点検 2.車内は禁煙 3.運転をするのは登録した人のみ 4.時間を守って返却 5.車の返却は出発したところへ 6.車の中のゴミは持ち帰る 7.車の中へペットの持ち込みは禁止 8.灯油は車に乗せない 9.事故を起こしたらきちんと報告 10.ステーションに自転車などを止めておかない

ルールと言っても特別な事ではなく、次の人が使うときに気持ちよく乗れるような事ばかりですよね。カーシェアリングをする人の間に途中で清掃やチェックの人が毎回入らないこそお互いが責任をもって車を大事に使うということがわかると思います。

タイムズカーシェアリングの評判を聞いてみましょう

いろいろご紹介してみて便利なところはわかっていただけたかと思いますので、実際に利用した人の評判を聞いてみましょう。

◇良かったところ◇ ・車も新車で運転していて気持ちが良かった。 ・時間を問わず利用できるので助かる。 ・ずっと行ってみたかったお店に行って大きな買い物ができた。

◆悪かったところ◆

・一度使うと流れを覚えることが出来るが最初は使用方法に戸惑ってしまった。 ・いつもガソリンが満タンではないので、途中で給油しなければならなかった。 ・予約がいっぱいの時は借りられない、延長ができない。

いろいろな感想がありましたね。実際に使ってみてとても便利だったという反面、やはりみなさんで使うという意識を常に持ちながら時間には余裕をもって次の方がまっているということを忘れずに心掛けることが必要だと思います。人気の車種やステーションは利用者が多いので、もっともっとたくさんステーションができるといいですよね。

カーシェアリングとレンタカーの違いは?

タイムズのカーシェアリングはお分かりいただけたでしょうか?細かい情報をのせてみましたが、最後に車を借りる際の選択肢としてレンタカーと比べてみましょう。

レンタカーとのもっとも大きな違いは、利用時間の単位ですね。一般的にレンタカーは半日から数日間といった長い時間のサービスなので、だいたい6時間以上から借りられる場合が多いですね。一方カーシェアリングの場合は15分単位と短く、ちょっとした送迎や買い物などの日常生活に必要な時間だけという使い方でしたね。

レンタカーを利用するときは毎回営業所が開いている時間に合わせて車を取りに行ってスタッフの説明後貸し出し・返却の手順だったために営業所がしまる前に返さなければいけないという事もあります。これに対してカーシェアリングはあらかじめwebや電話で登録をしておくと最寄りの無人のステーションに行くだけで時間を要することなく24時間貸し出し・返却ができるということもメリットですね。

車を返却する場合、レンタカーは同じ系列の店舗であれば乗り捨ては可能ですが、カーシェアリングは一部を除いて必ず出発した地点に返すという点で違いました。

2つを比べてみて、手軽に使うならカーシェアリング、数日間の旅行はレンタカーを借りるといったように用途によってかしこく使い分けることが大事ですね。

まとめ

カーシェアリングの魅力はわかっていただけたでしょうか?気軽に使えてコストが安いことに気づいたと思います。車を家庭で持つとなると税金や保険料に加えて駐車場代さらにメンテナンス代などたくさんの費用がかかるかと思います。車があると便利なのはわかっているけれども、いろいろな事情で車を持たない人、持てない人も多いと思います。

しかしながら、車を持っていなくても自動車の免許を持っている方は大勢いますね。近くにステーションがあれば、自分の車のような感覚で手軽に利用できるので一度ステーションを調べてみてもいいかもしれませんよ。もしかしたら、あなたのお気に入りの車がそこに待っているかもしれません。

ガソリン代も保険も入っていてこの料金なら試してみるのもいいかもしれませんね。