片付け上手!機能的なおもちゃ収納方法とアイデアまとめ

子どもはおもちゃが大好き!好きなおもちゃをたくさん並べて遊んだり、いろんなおもちゃを組み合わせて遊ぶこともありますよね。でも、困るのが片付けです。子どもが片付けの習慣を身に付けられるよう、取り出しやすく、片付けやすいおもちゃ収納の方法を考えてみましょう!

子どもが片付けやすい収納方法を考えよう

おもちゃで遊んだ後、片付けまで子どもが責任を持ってできるように習慣づけていくことができれば、自分の身の回りを清潔にすることが気持ちのいいことだと気付くようになります。小さいときに身についた習慣は、大人になってからもそう簡単に忘れてしまうものではないので、ずっと役立つことでしょう。

でもちょっと待って!あなたのおうちのおもちゃ収納は子どもが片付けやすいように整理されていますか?大人の目線で片付けしやすくなっているように思えても、子どもの目線ではどう見えているでしょうか?子どもが片付けやすい収納方法について考えてみましょう!

まずはおもちゃの量を調整しよう

よく使うおもちゃ・お気に入りのおもちゃと、あまり使わないおもちゃ・壊れているところのあるおもちゃという風に、分けてみましょう。意外と使っていないおもちゃがあることに気付くかもしれません。

あまり使わないおもちゃのほうに分類したおもちゃは、普段目につかないところへ収納しておきましょう。こうすることで普段使うおもちゃの収納スペースに余裕ができ、何がどこにあるか把握しやすくなります。おもちゃの量を調整することで、遊ぶ度に毎回片付けるおもちゃの量も減るので、片付けも楽になります。

あまり使わないほうに分類したおもちゃも、まだ役目が終わったわけではありません。お子さんのほうから「あのおもちゃどこへ行ったの?」と言ってくるかもしれません。さらに、よく遊ぶほうのおもちゃとときどき入れ替えてみると、目新しく感じてまた遊ぶようになることもあります。

赤ちゃんのうちから片付けることを覚えよう!

おもちゃの量がまだ少ない、赤ちゃんのうちはタブトラッグスのような大きいサイズの入れ物を用意し、そこにポンポンとおもちゃを片付けるだけで十分かもしれません。

お子さんにとっても、まず「片付ける」というのがどういうことかを理解する段階なので、何個も片付ける場所があるよりも、「このバケツに片付けようね」と言ったほうが分かりやすく、上手にできたらしっかり褒めることで片付ける習慣を身につけていきます。

おもちゃを自分で分類して収納できるように工夫する

おもちゃの種類がだんだん増えてきたら、種類ごと・シリーズごとなどに分類して収納するようにしていきましょう。そうすると使いたいものだけを取り出せるので、お部屋が必要以上に散らかってしまうのを防げます。

でもまだ字が読めないから、文字のラベルを貼っても読めないし…と諦めなくても大丈夫!写真やイラストを使ったラベルを使っておもちゃの定位置を分かりやすくしてみましょう。

大事なお人形やお人形の洋服も、分かりやすいイラストのラベルを貼っておけばどこに何があるか一目瞭然です!中身が分かるように貼っているラベルですが、収納ケースもかわいくなって子どもも喜びそうです。

自分でディスプレイできるスペースを作る

こちらはミニカーを収納するスペースで、たくさん並べて飾れるようになっています。お気に入りの順に並べてみたり、はたらく車を集めてみたり、ミニバンタイプを集めてみたり、など自分の好きなようにディスプレイできる場所があれば新たな楽しみ方もできるんです。

こちらのように壁にディスプレイ棚を作ってあるお部屋なら、子どもが自分でコレクションを飾っていくことができます。ブロックで組み立てた形やフィギュアなど、せっかく作ったのだから崩すのはもったいないというものを置いてみてもいいですね。

自分の好きなように飾ることのできるスペースがあれば、きっと自分でおもちゃを並べたくなるはずです!

おもちゃはどこに収納してる?

あなたのおうちでは、おもちゃをどこに収納していますか?一般的にはリビングか自室かのいずれかである場合が多いようです。では、それぞれの収納場所のメリット・デメリットを考えてみましょう。

リビングに置く場合

家族が一緒に過ごすときが長いリビングにおもちゃを置く家庭が多いようです。子どもが遊んでいる様子を見ていられますし、家事をしているときにでも目を配れて安心です。

ただし、おもちゃが散らかり始めると、リビング全体が散らかった印象になってしまいます。こちらのおうちのようにおもちゃ収納の前のスペースを空けておき、この一角だけをプレイスペースとすると全体を散らかさずに済みますし、片付けもスムーズです。

リビングに遊びのスペースを作ってあげたいけど、仕切りを作ってしまうと部屋が狭くなってしまいますよね。

こちらのお宅のように、おもちゃの収納スペースにテント風のミニハウスを作ってあげると、高さが低いので圧迫感もなく、そして何より子どもが喜びそうな楽しい空間になりました。屋根は天井から麻ひもと棒を吊るし、布を張っています。おもちゃの収納はこのミニハウスにと統一すれば片付けもスムーズです。

子ども部屋に置く場合

子ども専用のお部屋があるなら、お部屋におもちゃを収納できますね。この場合子ども部屋が遊び場になり、リビングが散らかされることはなくなりますね。

でも自分専用のお部屋だと、どうしてもすべて目が行き届くわけではないので、片付けが十分できないかもしれません。そこで、自分で自分の部屋を片付けることを習慣として身に付けるために、まずは子どもが自分で片付けをしやすい空間を整えましょう。

そして、一日に一度はおもちゃを全部定位置に片付けるというお片づけのルールを作ったり、おもちゃが増えたときには一緒に収納場所を考えたりすることで、整頓された空間が心地よいと感じられるようにしたいものですね。

人気のおもちゃ収納家具を見てみよう!

おもちゃ収納用の収納家具を使って見た目もすっきりバランスよく片付けることができます。人気のおもちゃ収納家具をご紹介します。

IKEA TROFASTシリーズ

日本だけでなく世界じゅうで人気のIKEAのTROFASTシリーズです。本体フレームのレールに収納バスケットのサイドの部分を載せて使います。収納バスケットには浅いタイプ、やや浅いタイプ、深いタイプの3種類がありカラーも選べるので、男女それぞれお好みの組み合わせで使えます。

本体の高さも低いので、小さい子どもでも収納バスケットを引っ張り出しやすく、自分でおもちゃを探して片付けるという動作も楽に行えます。

カラフルな収納バスケットを使うのもおしゃれですが、こちらのようにシンプルに白で統一して使うのもすてきですね。収納バスケットの深さもさまざまなので、組み合わせ自在で入れるものに合わせて使えます。

天板の部分も大型のおもちゃやレゴを置くスペースにできて便利ですね。

無印良品 パイン材シェルフユニット

シンプルさが嬉しい無印良品の家具の中でも、おもちゃ収納にも使えるパイン材のシェルフユニットが人気です。高さと奥行きは3サイズから選ぶことができます。収納用バスケットなど、ぴったりのサイズのものがあるので、きれいに納まります。

こちらの上2段の収納で使われているのは、セリアの収納ケースです。同じもので揃えることで統一感のあるすっきりとした印象になりますね。幅広く使えるシェルフなので、おもちゃを使わなくなってからも、いろんな用途で使えるのも魅力です。

アイリスオーヤマ トイハウスラック

斜めになっているので、子どもでも中身が見えやすく、おもちゃを探したり片付けたりしやすいトイハウスラックです。シリーズごと、種類ごとに収納しておいて、使うときはそのケースごと取り外して運ぶこともできるので便利です。

3段のタイプもあります。低いので子どもでも奥まで見渡せて、おもちゃを見つけやすく、運びやすい高さになっています。カラーバリエーションも豊富なので、お部屋のテーマカラーに合わせて選べるのも嬉しいですね。

カラーボックスを使って

手頃な価格で手に入る万能の収納家具、カラーボックス。もちろんおもちゃ収納にも使えます。

おもちゃを入れるかごは、下の段はラタンのかごを使っていますが、真ん中の段にはラタンよりも軽量なニトリのカラーボックス用の収納ケースを使っています。こうすれば、子どもでも引き出しやすいですね。統一感のあるすっきりした収納が完成しました!

カラーボックスは、もちろん横置きにもできます。横置きにすると上になる側の高さが子どもの作業しやすい高さになるので、おままごとをしたり、絵を描くスペースにもしてもいいですね。

いろんなおもちゃ収納のアイデアから学ぼう!

ここまでは、おもちゃの収納に適した家具をご紹介してきました。続いて、散らかりがちなおもちゃの数々を簡単に収納できる収納テクニックも見てみましょう!

ウォールポケットを使って

ウォールポケットにぬいぐるみを収納しています。ただの収納というよりもかわいいディスプレイのようですね。ちょこんと出たぬいぐるみの顔がかわいいです。もちろん収納力も抜群で、ドア一枚のスペースでこれだけたくさんのぬいぐるみを片付けることができるので空間を有効に活用できます。

瓶を使って

こちらでは、粘土と工作材料をそれぞれ瓶に入れて収納しています。瓶に入れるとコンパクトに納まるので場所もとらず、中身も見えるので使いたいものを見つけやすくておすすめです。

ゴムバンドを使って

大きさや形が異なって収納しにくいぬいぐるみを、ゴムバンドを柵のように取り付けたスペースに収納しています。取り出すときは、ゴムバンドのすき間から手を入れて出すだけです。でも、ぬいぐるみの山が崩れてくる心配もなく、片付けるときも簡単です。ぬいぐるみの他にも、サッカーボールなどのボール収納にも使えるアイデアです。

まとめ

自分のおうちでも取り入れられるアイデアが見つかりましたか?おもちゃを片付けるという習慣は、一日や二日で身に付けることができるものではありません。子どもの意欲を引き出し、おもちゃを大事にすることや片付いた空間の心地よさに気付けるよう、すてきなおもちゃ収納を目指しましょう!