これからもずっと「家族仲良く過ごせる住まい」を目指したいと思われている方へ、コミュニケーションが自然にとれる間取りやアイディアをご紹介します。
- 玄関からの動線を考える
- 家族のスケジュールがわかる工夫をする
- 子供の成長に合わせて部屋を分ける
- キッチンとリビングの場所を考える
- ‘‘居たくなる‘‘リビングにする
- 明るく楽しい雰囲気をつくる
- ほどよい距離間にワークスペースをつくる
- まとめ:家族で‘‘生活のルール‘‘を話し合いましょう
玄関からの動線を考える
子供が帰ってきて、すぐ部屋へ直行という動線はなるべく防ぎたいものです。
例えば・・・
●家族が居るリビングを通る動線を考える
●玄関に近い部屋は子供部屋ではなく親の部屋にする
家族のスケジュールがわかる工夫をする
父親の仕事の帰りが遅くてあまり子供と会話ができないご家庭も沢山いらっしゃいます。そんな時は子供の学校生活の予定表や様子がわかるスケジュールボード等を目に入りやすい所に配置。母親だけではなく、父親も子供の予定を把握する事で会話も増えコミュニケーションが深まります。
子供の成長に合わせて部屋を分ける
子供部屋は一つの空間を成長に合わせて仕切るつくりにすると良いでしょう。幼いうちにスペースを分ける場合は、低めのパテーションや本棚で簡単に仕切る程度にし、互いの行動を一緒に過ごせる間取りをおすすめします。
しかし、いずれは学習面等で自分だけの空間もほしくなるはずです。その時には子供の意見も尊重して間仕切り壁を設置すると良いでしょう。
キッチンとリビングの場所を考える
キッチンの向かいにリビングがあれば、料理中でも家族が近くにいるので自然に会話もうまれるでしょう。食事ができた時だけ集まるのではなく、近くで過ごしてくれると家族に手伝いを頼んだり様子を確認でき、作業中の孤立も防げます。
‘‘居たくなる‘‘リビングにする
部屋にこもらない様にするには無理やり部屋から出すのではなく、リビングでも楽しいと思える空間をつくりましょう。リビングに家族の好きなものを置いておくと自然とそこで趣味を楽しめます。
明るく楽しい雰囲気をつくる
家族が集まる場所は清潔感があり、明るい気持ちになれるインテリアコーディネートにしたいです。家族が集まる空間の雰囲気を見つめ直してみるのも良いですね。
ほどよい距離間にワークスペースをつくる
父親が帰宅しても仕事の続きのため部屋に入ったまま出てこない・・・。職業柄仕方のない事ですが、それではいないのと同じになっちゃうのでワークデスク、趣味のデスクも兼ねたスペースをお部屋以外につくりましょう。
しかし、リビング等につくり「うるさいから外へ行く」と言われては困るので、家族が定期的に利用するキッチンの近くがおすすめです。ほどよい距離間で家族の気配を感じる事も重要です。
まとめ:家族で‘‘生活のルール‘‘を話し合いましょう
家族とのコミュニケーションにはやはり「会話」が大事です。家族が単にただ集まるだけではもちろんコミュニケーションはとれません。パソコン、携帯等の使用時間、使用場所も相手が納得いくまで話し合いましょう。
家族と言っても「夫婦関係」「親子関係」「兄弟関係」があります。特に子供は年齢や個性によって「うとましい」と思う時期もくるかもしれません。だからといって無理に近づける、又は放っておくのではなく自然に集い会話を弾ませる工夫も必要です。是非今回紹介した提案も参考にして頂き、家族全員が毎日顔を合わせ、学校、仕事、生活の様子を伺える時間を大切にして下さい。