夫婦にもあらゆる形があります。住まいも、二人のライフスタイルに合ったものにして、忙しい毎日のリラックスタイムを作れることが、円満のカギ。
ということで、二人の同棲生活が上手に送れるような間取り・部屋の作り方を暮らしのスタイル別にご紹介します。ご結婚がこれからのカップルも、二人の住まい方について夢を描いてみると楽しいかもしれませんね。
家をあける事の多いお二人には♡
平日は仕事や出張、休日はアウトドア派、といった、ほとんど家にいない活動的なお二人なら、帰ってくる場所として極上の空間を作りましょう。そして、お二人のものを気にせず置いておけるクローゼットとして、狭めの居室をひとつ物置きとして活用してしまうのもあり。
完全にくつろぐためのリビングを作ろう
家に帰ってきたら、コーヒーで一息や、しっぽりお酒を楽しむためだけにある二人のくつろぎ空間を作りましょう。寝食をする生活空間だけでなく、お二人が羽をのばして好きに過ごせる空間があることは、楽しい二人暮らしの秘訣です。
贅沢に物が置けるスペースを作ろう
一室を壁面収納で覆い、着替えや趣味の物をラクラク置ける場所として使っても◎。外出が多い二人なら、おしゃれにも窮屈な思いをせずに楽しみたいですよね。ミラーなどで広さも出して。
規則のちがう二人に♡
夜遅い帰宅時間に、一方では朝が早いお仕事・・・なんて生活リズムの違うお二人には、お二人の寝室を互いに持っておくアイディアがおすすめ。完全に就寝を別にするのではなく、どちらでも寝れる様に2つの場所に融通をきかせればいいので、リラックス空間+2部屋の確保がおすすめです。また、家事動線を短くすることも忙しい二人には重要。洗面所と寝室の近い間取りや、着替えのしやすいレイアウトなどを意識しましょう。
身支度をする洗面スペースが寝室の近くにあるだけで、忙しい時間を短縮してくれます。同棲は「結婚のままごと」とよく言われますが、リアルな生活シーンがいかに快適か、がカップルの生活の質向上につながります。
主婦とSOHOワークを兼ねる女性に♡
主婦だってお仕事と生活空間は別にしたいと思う事も。特に仕事の道具や書類などが置いてある部屋と、お料理で匂いが充満するような場所がつながっていると、ちょっと不快ですよね。そこはしっかり分けてあげる配慮ひとつで、プライベートと仕事の気持ちのよい区切りが付けやすいお部屋になります。仕切りがあるだけでも効果的。
生活空間と仕事の空間を分けよう
生活空間と仕事の空間にしっかり仕切りのあるお部屋。家事を終えて自宅でお仕事をする場合にも切り替えがしやすい。
自宅でお仕事をする二人には♡
3LDKで、書斎としてのお互いの部屋があれば、仕事とプライベートの空間の線引きが出来ます。一方が集中しているときに、テレビや音楽を楽しむ場所は別のほうが断然お互いにとってラク。お二人がそれぞれの時間を過ごせる場所を持つ事で、気分にも左右されず、無駄なケンカやイライラをなくすことができます。
出産を視野に入れて1部屋を余分に用意しておくという考え方もあります。一人の時間に集中したいときには、書斎が欲しいもの。もちろん、二人並んで作業がいいという人もいると思います。そんなときは、効率的な長めのデスクで。
完全にプライベートを満喫するご夫婦に♡
完全に仕事を家に持ち込まないカップルなら、趣味やリラックス空間を最重視したお部屋を作りましょう。間取りは、お子さんが居ないなら1LDKでも十分なことが多いようですよ。お子さんが出来る前には、狭い部屋で家賃を節約、といった考え方もあります。
二人が一緒にくつろげる場所作りを
沢山の部屋が無くても、寝食を分けるだけで二人が快適な時間を過ごせるのも事実。1LDKは、かえって二人の距離が近くなる広さとも言えそうです。
間取りだけでなく、お部屋の使い方にも触れてまとめてみました。カップルの暮らしに重要なのは、生活する中でお互いがどのような動きをするのかを想定して考える事。お二人のライフスタイルに合わせた使い方で、お互いが心地よい空間になりますように・・・。