仕事ができない人の5つの悩みと10の特徴

仕事ができないと悩んでいませんか?それは周りのあなたに対する正当な評価かも知れないし、ひょっとしたらあなたの勝手な思い込みかも知れません。できるできないは仕事と向き合う気持ち次第です。そこで今回は仕事ができない理由を徹底分析します。

仕事ができない人の悩み

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仕事ができないのには、それなりの理由があるはずです。仕事ができない人はいったいどんなことで悩んでいるのでしょうか?ここでは仕事ができない人のさまざまな悩みを解説します。

悩み1:同じ部署に嫌な同僚や上司がいる

仕事ができない人の悩みで多いのが、同じ部署に嫌な同僚や上司がいること。特に嫌いな相手が直属の上司だった場合最悪です。仕事に対するモチベーションが下がり、結果的に「仕事ができない人」という評価につながってしまいます。

悩み2:自分の仕事を評価してもらえない

自分では良くできたと思っても、会社が評価してくれないのはよくある話です。しかもその理由が理解できないまま次の仕事をすると、さらに評価を下げる結果になり悩みはどんどん深くなります。

悩み3:仕事を覚えられない

覚えることが多すぎるのか、自分にとって仕事が難しすぎるのか理解できずに悩みます。「何やってんですか!」と後輩からも言われる始末。ちゃんとやらなくちゃ、と焦れば焦るほど単純なミスを繰り返します。これでは、「仕事ができない人」と言われてもしかたがありません。

悩み4:自分だけ仕事が遅い

最初は自分が仕事が遅い自覚はありません。ですがある日、必死で残業しているのは自分だけだということに気づきます。そしていつの間にか「仕事ができない人」というレッテルを貼られているのです。まずは仕事が遅い原因を探してみましょう。このままでいいわけがありません。

悩み5:コミュ障」で人と会話できない

コミュニケーション障害とは、人と会話をしなくてはいけない場面でも、うまくコミュニケーションができない人のことを言います。他人には無口な人としか映らないかも知れませんが、本人にとっては大きな悩みです。同僚とのコミュニケーションを重んじる職場ではコミュ障は致命的。早急な対策が求められます。

その悩みうつ病かも?

うつ病、ストレスが多いサラリーマン社会では誰もが陥る可能性のある病気です。仕事に意欲がでない、考えがまとまらない、夜なかなか眠れない・・。心の病気なだけに自覚がたいへん難しいのですが、放置すると「仕事ができない人」はおろか、辞職に追い込まれる可能性もあります。

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仕事ができない人の10の特徴

ここからは、仕事ができない人は他人から見てどんな特徴があるのかという話です。仕事ができないとお悩みのあなた、この際冷静に自分を振り返ってみましょう。

特徴1:机の上が整理整頓されていない

仕事ができない人を見分けるのに一番解りやすいパターンです。こんな状態では、仕事をする時間より物を探す時間の方が長そうです。仕事ができないと判断されてもしかたがありません。

特徴2:仕事中もスマホを手放せない人

業務上の連絡をとるためスマホを仕事中に使う人も多いでしょうが、仕事中にコソコソと私用で使っている人もいます。仕事中もSNSが気になってしまうようでは、業務に集中することもできませんよね。

そのような人は、社会人としての自覚がない、やる気がない、とみなされてしまいます。スマホはお昼休みか終業時間まで我慢しましょう。

特徴3:いつも忙しくて余裕がない人

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忙しい自分をアピールしたいのか、それとも、たくさん仕事を任されて本当に忙しいのか定かではありませんが、ちゃんと仕事の振り分けを行っている会社では、一人だけいつも忙しいことはありえない話。またあってはならないことです。

このことから推測できるのは、その人に自覚が有る無いに関わらず、仕事ぶりに問題があるのではないかということです。ミスは余裕のない仕事から誘発されます。「この人には大切な仕事は任せられない」と判断されてもしかたがありません。

特徴4:細かいところまで気にしすぎる

完璧を目指すこと。それはとても大切なことですが、組織の中では全てに100点を目指す性格が裏目に出ることがあります。しかもやっかいなことに、自分だけ仕事が遅い理由が解らないことが多いのです。

仕事には、ある程度スピードも必要です。どうでもいい細かい事にこだわりすぎて仕事のペースが遅い人は、どの程度妥協をしてよいのか、その加減を学ばなくてはいけないでしょう。

特徴5:仕事の優先順位がわからない人

仕事には、期限が迫っていて至急やらなくてはいけないこともあれば、それほど急がなくてもいいことがあります。今、何を優先しなくてはいけないのか、いつまでに終わらせなくてはいけないのか、など自分でスケジュールをしっかり管理できなくては「仕事ができない人」になってしまいます。

毎朝、今日は何から仕事を始めたらいいのか、リストを作っておくことで、大事な仕事を忘れたり後回しにしてしまったりすることがなくなるでしょう。

特徴6:周りに頼らず仕事を抱え込む人

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仕事を一人で抱え込んでしまう人がいますが、それではスピーディーに仕事をこなすことができません。職場になじめず、他の人に仕事を頼めなかったり、人に任せるのが苦手だったりすることが原因でしょうが、一人で仕事を滞らせてしまうと周りにも迷惑をかけてしまいます。

自分が時間をかけて調べたことも、他の人に聞けばすぐに解決したかもしれません。周りの人に声をかけながら、頼めることは頼むなど他の人の力も借りることで仕事はスムーズに進みます。それに気づかず単独行動を続けると、「仕事ができない人」の烙印を押され、一人で悩むことになります。

特徴7:自分のミスを認めない人

仕事でミスが発覚したとき、自分のせいではないと言い逃れをしようとする人がいますが、それでは成長できません。なぜミスが起こったのか、自分はどうすればよかったのか、ということを反省し、次に生かすことで成長することができます。

誰だって仕事でミスをすることはあります。特に若手の頃は、まだ経験も浅いので、失敗することが多いでしょう。そのたびに反省し、改善すべき点を見つけることで、どんどん仕事ができる人に近づくことができるのです。

特徴8:認めてもらいたくて出しゃばる

転職したばかりの頃は、早く認めてもらいたい焦りからか、言われてもいない余計な仕事をする人がいます。ある程度腕に自信があるからでしょうが、かえって同僚や上司に悪い印象を与えてしまいます。

ですが、少しは自分をアピールしないといつまでたっても、“仕事ができる人”と認めてもらえないかも知れません。この辺のバランスが難しいところです。

特徴9:忙しくても頼まれたら断れない

急な仕事や残業を頼まれ、断りきれなくて引き受ける人。周りの人にとってはたいへん便利な存在です。人に仕事を頼まれるぐらいだから本当は仕事ができる人のはずなのに、もったいない話です。

仕事が多すぎると、ひとつひとつの仕事が粗くなって結果的に信用を落とすことになりかねません。仕事ができる人になるためにも断る勇気が必要です。

特徴10:部下に仕事をまかせられない

いったん部下に任せた仕事にいちいち口を出す上司はリーダーとしの自覚が足りません。なぜなら、そのやり方では結局部下は上司の指示待ちになって、自分で考えようとしなくなるからです。

部下には部下のやり方があります。少しぐらい気になることがあっても、最後まで自分でやらせてみることが大切なのです。

関連記事:仕事ができる人の特徴や習慣10選

まとめ

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仕事ができない人の悩みや特徴をまとめました。ちょっとしたことで改善できることもあります。本記事で原因を突き止め、仕事ができる人になってほしいと思います。