周囲の人と比較して仕事ができないと悩んでいませんか?仕事ができる人になるにはどうすればいいのでしょうか?
仕事ができる人は、難しいことをしているわけではなく、ちょっとした習慣を継続している特徴があります。仕事ができる人が仕事で実践している習慣をマネすれば、あなたも明日から仕事ができる人になれます!
- 特徴1:「整理整頓」 仕事ができるようになるための準備
- 特徴2:常に体調管理は意識する
- 特徴3:自分の仕事に興味を持つ
- 特徴4:段取り8分・実行2分の仕事術を実行する
- 特徴5:笑顔は最強のコミュニケーションツール
- 特徴6:いかに楽に効率よく仕事するかを考える
- 特徴7:上司とのコミュニケーションを大切にする
- 特徴8:失敗は成功の元と考えるポジティブな姿勢
- 特徴9:自分にきびしく、人にやさしく
- 特徴10:自分の夢を語れる人
- まとめ:明日からさっそく始めよう!
特徴1:「整理整頓」 仕事ができるようになるための準備
仕事ができる人になるには、まず整理整頓です。むしろ仕事ができるできない以前の問題と言えるでしょう。
仕事に必要な道具を揃えて整理整頓しておくことは、できる仕事をするための基本中の基本です。これまで、机の上や引き出しの中がぐちゃぐちゃだった人はもちろん、ある程度できていた人も、もう一度見直してみましょう。
また、パソコンの動きが悪くなっていませんか?いらないものは消去して最適化しておきましょう。ちなみに、引き出しに何でもかまわずに入れるのが整理。それを取り出しやすいようにするのが整頓と言います。
特徴2:常に体調管理は意識する
会社の飲み会や残業で遅くなることもあるかも知れませんが、常に体調を整えて脳がしっかり働くようにしておくことも、仕事ができるようになるための基本です。スキルが高い人でも、病気や体調不良で仕事を休みがちな人は大事な仕事を任さされません。
特に大切なのは食事と睡眠です。栄養のバランスのとれた食事と質の良い睡眠は脳のコンディションを整えるための絶対条件。毎日遅くまで遊んで睡眠不足の人は早急に改善してください。
特徴3:自分の仕事に興味を持つ
仕事ができない人の悩みの中に、なかなか仕事が覚えられないという悩みがありましたが、その原因の一つが自分の仕事に興味が持てないことです。そもそも、人間の脳は興味がないことは記憶しない仕組みになっているので無理もありませんが、仕事ができるようになるためにはそうも言っていられません。
ですから、今の仕事に少しでもやる気が出る方法を探してみましょう。たとえば「これが終わったら友達と飲みに行こう」などと小さな目標を立てて仕事をする方法です。ひょっとしたら今の仕事に興味が湧きそうな一面が見つかるかも知れません。
特徴4:段取り8分・実行2分の仕事術を実行する
仕事ができると言われる人は必ずと言っていいほど、段取り8分・実行2分の仕事術を使って仕事をしています。そうすれば自分の能力に応じて計画が組めるし、もしものトラブルもあらかじめ想定できるからです。
仕事ができない人はそんな段取りをイメージしないまま仕事にとりかかりますが、それは知らない場所に地図を持たずに行こうとするぐらい無謀なことです。段取り8分・実行2分は仕事術の王道です。
特徴5:笑顔は最強のコミュニケーションツール
笑顔は相手の心をコントロールできる最強のコミュニケーションツールです。よくその人の第一印象は10秒で決まると言いますが、まったくその通りです。外見や見た目が普通でも、笑顔がよければ相手から好感を持たれやすくなります。
たとえば最初に性格が暗いという印象を与えてしまえば、あとからいくら明るく振舞っても「この人無理に笑っている」と解釈されますが、最初に明るい印象を与えた人が仕事を頑張っていると「この人は仕事ができる青年」と印象はさらにアップします。
この最初に受けた印象が、その人の評価に大きな影響を与える現象を心理学では「初頭効果」と言いますが、笑顔一つで「仕事ができる人」を演出できるなら、こんなうまい手を使わないわけにはいきません。ですが、普段あまり笑わない人が急に笑おうとしても不自然な笑顔になります。しっかり鏡の前で練習しておきましょう。
特徴6:いかに楽に効率よく仕事するかを考える
さきほど説明した整理整頓や仕事の段取りの話にも関わってきますが、仕事ができない人ほど一生懸命苦しそうな顔をして頑張っています。ところが仕事ができる人は、いかに楽に効率よく仕事をするかを考えているのです。
たとえば、調べ物に時間がかかりそうな仕事なら、一人でやらずにチームを作って仕事を分担すれば、効率化が図れます。異常に仕事ができると呼ばれている人は、効率化が死ぬほど得意です。
さらに、一つの仕事に余裕ができれば違う仕事もできるし、余った時間を利用して余暇を楽しむこともできるわけです。ですから、一生懸命仕事をしている人=仕事ができる人ではないということを理解してください。
特徴7:上司とのコミュニケーションを大切にする
入社して間もない頃は知識や経験が浅く、一度に複数の仕事を指示されると、どれを先にやればいいのか解らなくなる時があります。このケースでよく失敗するのが、自分勝手に仕事の優先準備を決めてしまうことです。
たとえば、AとBとCの仕事があったとします。その仕事の順番を自分でC→B →Aと決めたとしても、上司はA→C→Bと考えているかも知れないのです。
もしも、そのまま仕事をしてしまうと、仕事の順番が解っていないと厳しい評価を受けることになりかねません。ですから、判断に迷うことがあれば、あらかじめ上司に相談しましょう。上司とのコミュニケーションは自分の評価を上げるための大切な要件です。
特徴8:失敗は成功の元と考えるポジティブな姿勢
ミスを認めない人が仕事ができない人の特徴ですが、自分のミスを打ち消そうとしたり、他人のせいにしているようでは、一生仕事ができる人にはなれません。ネガティブな言葉が口癖になっていませんか?
たとえば、車の運転を知らない人が車を走らせれば、そのうち壁にぶつかるでしょう。彼はしまったと思って車をバックさせ、再び走り始めますが、ふたたび壁にぶつかってしまいます。それでも諦めずに車を走らせ、だんだん車の運転がうまくなっていくのです。
会社の仕事もこれと同じです。最初のころ失敗するのは当たり前です。ですが、なぜ失敗したのか今度はどうすれば上手くいくのかと考えてください。仕事ができる人になるためには、失敗は成功の元と考えるポジティブな姿勢が不可欠なのです。常日頃からポジティブな発言をするように
特徴9:自分にきびしく、人にやさしく
職場には色々なタイプの人がいます。自分に優しく、人にも優しい人。自分に優しいくせに人に厳しくあたる人。自分に厳しく、人にも厳しい人。そして自分には厳しいけど、人に対しては優しい人です。
仕事ができる人に多くみられるタイプは、自分に厳しく、人にも厳しい人ですが、これでは仕事ができる人と認められても、「あの人は性格がキツイ」と思われてしまい、仲間や部下を引っ張って行くことはできません。
仕事ができて周りとの調和を図り、会社にとって必要とされる指導者の多くは自分に厳しく、人に優しい人です。今、自分はどのタイプだろう・・・、たまには、そんなことを考えてみるのもいいかも知れません。
特徴10:自分の夢を語れる人
面接試験で「あなたの夢はなんですか?」と質問されて、自分の夢を語れる人は面接官に好印象を与えます。なぜなら、夢の達成のために仕事をする人は、少しぐらいの挫折には負けないと考えるからです。もちろん、そんな努力が仕事ができることにつながるのは言うまでもありません。
今回の仕事ができる人になるための10の掟の最後は「自分の夢を語れること」です。どうぞ夢を持って生きてください。人生百年時代を考えたら、40代や50代でも夢を語るのは遅くありません。あなたの人生の旅はまだ始まったばかりです。
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まとめ:明日からさっそく始めよう!
今回ご紹介した10個の習慣は30代や40代の管理職でもすべて実践できている人は少ないです。もしも新卒や第二新卒なら20代のうちから意識するようになると、数年後には圧倒的に仕事ができるビジネスマンになれるでしょう。
TOEICにマイクロソフトMCP、電気工事士に簿記検定・・・。就職に有利な資格はたくさんありますが、実際の現場では資格があっても仕事ができなければ、何の役にも立ちません。
今回ご紹介したのは、何ヶ月も勉強して資格を取るような難しい話ではなく、ちょっとだけ仕事に対する姿勢や考え方を変えるだけで仕事ができるようになる方法です。もちろん「絶対できるようになってやる」という心構えも必要です。
いつまでも悩んでいないでさっそく始めましょう!あなたの希望に満ちた未来のために!