【ウマ娘】競馬歴史に残る伝説の名勝負レースランキング11選

競馬ファンならこれだけは見ておけとおススメできる名実況・名シーン・ベストレースをまとめました。あまりにも多すぎるのでテレビアニメ『ウマ娘プリティーダービー』の登場キャラの中から独断と偏見で選びました。

1988年 天皇賞(秋)葦毛と葦毛の一騎打ち

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怪物と現役最強馬が激突。豪脚オグリキャップの追い込みすら白い稲妻タマモクロスには追いつかなかった…。

1992年 菊花賞 ミホノブルボン対ライスシャワー

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坂路の申し子ミホノブルボンの三冠を黒毛の刺客ライスシャワーが阻止したレース。的場騎手は本命党には信頼され、穴党にはさらに頼りにされた。

1993年 有馬記念 伝説の復帰戦トウカイテイオー

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無敗の2冠馬として人気を集めたトウカイテイオーだったが、度重なる怪我に泣かされ92年の有馬記念は11着と惨敗。93年の有馬記念は1年間の休養からの復帰戦だった。

93年の有馬記念にはジャパンカップ優勝馬のレガシーワールド、天皇賞(春)優勝馬ライスシャワー、前年の覇者メジロパーマー、日本ダービー優勝馬ウイニングチケット、牝馬二冠馬ベガと錚々たるメンバーが揃っていた。

誰もが怪我明けのトウカイテイオーには厳しいとみていたが、それを覆すレースだった。皇帝シンボリルドルフの子で期待されてきたテイオーの最期の花道となった。天才はいる。悔しいが。

1993年 オールカマー 最後の個性派ツインターボ

逃げ馬部門で異次元の逃亡者サイレンススズカと人気を二分するツインターボが光り輝いたレース。天皇賞(春)を制したライスシャワーなどトップレベルの馬が参戦する中で、レース開始直後から爆逃げを実行し、最後まで逃げきった。ツインターボよ、俺に構わず逃げてくれ。ターボエンジン全開!

1993年 天皇賞(春)三連覇を阻止したライスシャワー

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ライスシャワーが、史上最強のステイヤーと言われているメジロマックイーンの三連覇を阻止したレース。王者メジロマックイーンに勝つために限界まで絞り込んで調整する必要があった。ヒールか、ヒーローか。天使か、悪魔か。

1998年 毎日王冠 サイレンススズカ

当時無敗のエルコンドルパサー・グラスワンダー・サイレンススズカが勢揃い。最強は誰なのか注目されたレース。接戦になるかと予想されたが、結果はサイレンススズカが逃げての圧勝レースだった。このレース以降は影さえ踏ませぬと言われ日本を引っ張る存在に。

1999年 宝塚記念グラスワンダー

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業師と呼ばれる名ジョッキー的場均とグラスワンダーが標的に定めたのは、同期のダービー馬スペシャルウィークと武豊騎手だった。レースは的場が武豊を完全マーク。背後にぴったりと貼りつき、武豊の動向を伺っていた。ラストの直前で的場が勝負を仕掛ける。ダービーを制したスペシャルウィークの末脚を上回るグラスワンダーのトップスピードに観客は目を奪われた。

2007年 日本ダービー オークスを選ばずダービーを選んだウォッカ

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牝馬が64年ぶりに制した伝説のレース。オークスを選ばず、あえてダービーを選んだウォッカ陣営。参戦するだけで勇敢だと言われた。無謀と笑われた。勝利を信じていたのは四位洋文とウォッカだけだった。府中に衝撃が走る。

2007年 秋華賞 ダービー馬と激突!ダイワスカーレット

日本ダービーを制したウォッカ、桜花賞を制したダイワスカーレットが激突。歴史的名馬による競演。ダービーを制したウォッカに末脚勝負を仕掛けるのは不利と悟ったか、先行逃げ切りを選択したダイスと安藤勝己騎手。ラストの直線で猛然と後ろから追ってくる馬がいる。ウォッカだ!外からダービー馬が襲ってくる~!

2013年 宝塚記念 世紀の暴れん坊ゴールドシップ

同世代のジェンティルドンナが参戦。序盤は定位置となる最後方に位置する。直線になると一頭の白い猛獣が上がってくる!ジェンティルドンナが得意のタックルを仕掛けるも、全く意に介さず。圧倒的な体格差! タックルをしたジェンティルドンナが失速する始末。これはまだゴルシ伝説の序章に過ぎなかった。

2015年 宝塚記念 世紀の出遅れゴールドシップ

史上初の宝塚記念三連覇に挑んだ黄金の不沈艦。圧倒的1番人気になるも、メジロマックイーンの血筋に三連覇は鬼門だった。観客すべてが三連覇を期待して注目している中、スタート前に立ち上がってしまい致命的な出遅れが…。『走る気があれば絶対に勝つ』と言われた馬が愛される理由はこういう大一番のやらかしにある。

まとめ

レースの数だけドラマがある競馬。00年代以降もキタサンブラック、日本競馬の至宝ディープインパクト、世紀の暴れん坊オルフェーブルなど名馬は多いですが、個人的に90年代のレースが好きです。