ハリルJAPAN最終戦で感じた選手起用の問題点

サッカー日本代表は現地時間2017年9月5日、2018ロシアワールドカップアジア最終予選でサウジアラビアに0-1で敗れた。その感想をまとめました。

日本代表、選手個々の明暗分かれる。噴出した課題…完全アウェイでの収穫

スタジアムに詰めかけた6万人の大観衆のうち9割9分がサウジアラビア代表をに声援を送る状況。過酷なアジア予選の中でも“真のアウェイ”となる試合での貴重な経験だ。会心のパフォーマンスだった先月31日のオーストラリア戦からスタメンを4人変更した日本代表だが、この日は課題が目立った。一部の選手の守備戦術レベルが前の試合よりも低く、そのしわ寄せがチーム全体に波及してしまっていた。

出典:日本代表、選手個々の明暗分かれる。噴出した課題…完全アウェイでの収穫

試合後の本田選手のコメント「全然ダメですね。何を言っても言い訳になる。もうダメやったっていう結果しか残らない。色んなものを取り戻していかないといけないかなという風に思います」と本人自身も自覚。本田が前半だけでピッチを後にしたのは「コンディションのことをまだ心配してくれている」という首脳陣の判断で、試合前から決まっていたという。

城氏が指摘「現状では本田圭佑はロシアW杯メンバーから落選する」

本田のコンディションは見るに耐えないものだった。ケガの影響もあって移籍したメキシコのチームでの試合出場数も少なく、試合勘もなかったのだろうか。ミスが目立ち本田がしばしば“ノッキング”を起こすためにテンポや流れが止まる。必然、周りの連携にも影響を与えた。サウジの左サイドが、再三にわたって上がってきたが、本田は、サイドバックの酒井宏に任せるのではなく、自らがつられて動くシーンが目立った。そうするとスペースが生まれ、井手口と山口の2人がそこを埋めようとして動くため、徐々にピッチに“ズレ”が生じた。

出典:城氏が指摘「現状では本田圭佑はロシアW杯メンバーから落選する」

イージーなパスミスやボール逸。敵陣で足もとに収めても、安易な横パスやバックパスを選択。体力的にもキツそうで、効果的な働きはほぼなし。前半のみでベンチに退いた。

本田圭佑の守備がチームを壊す。“自分勝手”なポジショニングで全体に大きなズレ

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は試合後の記者会見で「本田がトップコンディションでないことはわかっていた。ゲーム勘が欠けていたこともわかっていたので、45分限定で使った。リズムの面でトップレベルにない」と、キャプテンマークを託した“背番号4”の起用法について説明した。確かに本田のプレーそのものは精彩を欠いていた。持ち味であるパス精度や巧みなボールキープは鳴りを潜め、ピッチ上での存在感は希薄だった。

本田の先発起用には疑問が残った。そもそもコンディションの良さを重視するなら、柴崎のスタメン起用は理解できるが、杉本もスタートから使うべきだった。本田や岡崎は31歳、長友は30歳、ブラジル・ワールドカップに出場したメンバーは、消費期限切れが近くなっている。それだけに、もっといろんな選手を試して、層を厚くしなくてはいけない。

ネットニュースに関するコメント

走力がないし、以前のようなボールを保持する力もない。ここ最近のつまらない試合に戻ったようだ。やはり、彼が要因だったのかと思ってしまう。長谷部はチームを上手くまとめるが本田はチームを引っかき回す。もう本田の時代は終わり。

悪い出来のとき、本田個人の話しだとあまり長く話さないくせに、チームの話しになると口が滑らかになるようだ。過去の自分を取り戻す という心理になってる時点で厳しいと思う。

お荷物だということにそろそろ気づいた方がいいし、ハリルも『本田圭佑』という看板に頼るのはいい加減にしてほしい。チームで結果出してる武藤とかのチャンスが潰されてて可哀想。ビックマウスが売りなのか知らないけど、結果も残さないくせに大口ばかり叩いて自分の反省もろくにしないし。本戦はおろか、今後の親善試合にも呼ばなくていい。

だいぶ試合勘が欠けてたな。今までも動けない日はあったが、ここまでポジショニングを間違えることはなかった。これからの強化試合でも安易に呼ばないで欲しい。メキシコリーグでチー厶の中心選手としてガンガン行けるように成るまでは駄目でしょう。なれなかったら代表引退。

本田は自分中心のチームじゃないと輝けない。皆がお膳立てしてくれてたことを、自分の実力だと勘違いしている。1ピースでしかなかったミランではまったく輝けなかった。そして、もはや本田中心のチームで勝てるほどの力もない。いろんな意味でVVVが一番合っていたんだろうね。