サイバーエージェント藤田晋社長の本『起業家』への感想や書評です。
そもそも私は「渋谷ではたらく社長の告白〈新装版〉」に感激し、当時のブログブームも重なって2006年秋頃にアメブロを開設した経緯があります。
当時私は(1回目の)大学4年生でした。しかし著書に書かれている通り当時のアメブロは酷かった(笑)
昼は学生だったので、もっぱら深夜にアメブロを更新していましたが、サーバーダウンからなのかメンテナンスが頻繁にあり、ユーザー側のストレスが凄かったです。なんどもライブドアブログに移転しようと考えてました。
当時の藤田社長のブログコメント欄にはアメブロと株価のバッシングの嵐でしたが、私も何度か要望を書きそうになりました。一歩間違えれば自分もそのコメントの一人になりかねませんでした。
また当時のサイバーのイメージについても
サイバーは営業が得意な藤田さんが創業した営業会社
04年決算 シーエーモバイルのおかげ
05年決算 ミクシィ上場のおかげ
06年決算 ミクシィ上場のおかげ
07年決算 FX事業部のおかげ
(本文抜粋)
まさに自分が言っていました。すみませんでしたm(_ _)m
購入から間もないですが、既に2回読みました。
1回目は1時間半くらいで速攻で読了。自社に足りていない点「企業カルチャー」「システムの内製化」「ページビュー主義」「満額回答」「話題作り」あたりは勉強になりました。後輩に「これ勉強になるから読め」と本をあげました。本当にハラオチした事例もいくつかありました。
2回目は気づいた点をしっかり記憶して会社にフィードバックしたいと思って再購入して読みました。しかし結果として改善したくても改善できない(システムの内製化、ならびに優秀なエンジニア採用)と気づき、ただいま凹んでいます。
何が駄目で、そのためにどうしたかが綴られていますが、会社が成長したキーポイントは人材採用と人材育成だと思いました。それが上手いのが成長に繋がった最大の要因だと思います。真似したくてもできないのがサイバーエージェント。
追伸:私はサイバーに就職活動の際に二度も一次面接で落ちました(´・ω・`)