LIGブログで有名な株式会社LIG(リグ)。広報担当ひろゆきさん等従業員が顔を前面に押し出すスタイルでWEB界隈では知らない人はいない会社でしょう。2016年3月前後に大量に退職する事件があり、WEB業界では「なにがあった?」と様々な憶測が流れました。どれくらい退職したのかなと思って調べてみました。
退職エントリまとめ
菊池良、ツベルクリン良平、森川ヨシキの3名は2016年3月末日をもって株式会社LIGを退職し、2016年4月1日からヤフー株式会社に転職します。
こんにちは! エディターのさえりです。楽しく愉快に1年2ヶ月働いてまいりましたが、昨日、3月31日をもって株式会社LIGを退職いたしました。
皆さんこんにちは、そめひこです。本日はちょっとご報告がございます。私事ではございますが、この度LIGを退職し、独立することにしました。※4月末退職、本日最終出社
シャレにならない人見知りが無理なく退職するためにやっておくべき5つのこと
こんにちは、ひゃくいち(@tanabe101)です。ちなみに、わたしも本日が最終出勤日なのですが「風邪と診断された」ため、大変遺憾ではありますがオフィスにはおりません。(2016年2月5日)
退職者は6人
調べてみたら退職者は6名(記事での報告ベース)でした。従業員数は約100名おり、最低でも3カ月で6%の退職率となっています。単純計算では年24%の退職率と言えます。
この退職率は低くないものの企業規模や時期的要因を考えると、それほど気にしなくてもいいかもしれません。
LIGブログでたびたび出ている有名な社員さんが相次いで退職しているため少し多いように見えたかもしれません。
ただLIGではウェブ制作チームとブログ運営チームが別々の組織であるらしく、ブログ運営チームに退職者が偏っているのは気になります。
※記事で報告をしていないだけで、この他にも退職している人がいる可能性はあります。
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普通は気にしない時期
3月という季節は転職タイミングになるため、どこの会社も退職者が増える時期です。送別会シーズンとも言われます。
そのため退職者が重なることに対して特別気に掛ける必要はありません。またLIGは創業間もない会社なので、一定数の退職者は常にいるだろうと思います。ただ一人だけ気になる退職者がいるんです…。
なんかあったなと思った部分
個人的に執行役員のそめひこ氏の退職はなんかあったなと思わざるを得ません。理由として後釜が決まっていない中で退職を決めているからです。のちに人事担当を募集していることから、引継ぎが上手くいっていないことが判明しています。
LIGの人事を募集します。なぜなら、人事担当役員だったそめひこが辞めたから。
執行役員というポジションは会社(経営)のことを考えなければいけません。しかし彼は後任が決まっていない中で退職しています。
このことから彼がよっぽどの馬鹿か、退職を決意する何かが社内で起きたという事件性を匂わせてくれます。個人的な経験則で語ると社内事情に詳しい人事(採用担当)の役職者が辞める背景には「何かがあった」可能性がかなり高いです。
某事情通からの情報
某事情通からの情報では社内で「あることが起こった」そうです。「これ内緒ね!」って言われたことと、また聞きという不確かな理由なので『目に見える文字』での詳細は伏せさせていただきます。 創業者の岩上貴洋氏が何の報告もなしに「Founder and LIG International CEO」という訳のわからない役職にいつの間にか変更されていたことは言及致しません。※この文字を見つけた人は凄いのぜ!名探偵コナンになれるのぜ!(; ・`д・´)
まとめ
最近面白い記事がなくなっている気がするLIGブログ。個人的には面白い記事を書いていた即戦力な男が退職してしまったのが大きいと感じています。彼に代わる人間を早く見つけて、昔のような面白い記事を量産してほしいと思います。
2016年7月27日追記
2016年7月某日に「のびすけ」さんが独立されたことを知りました。LIG創業者の岩上氏も共同経営者と参加されています。チームごと独立って凄いな。
2017年4月10日追記
離れた理由は、働いていくなかで代表の吉原との考え方にずれが生じてきたからです。お互い「イケてるものを作りたい」という根っこの考え方は同じなのですが、”イケてるもの” に対する認識に次第にズレが生じてきました。バンドの解散でよくある音楽性の違いです。結果、現代表の吉原はLIGで、岩上は新しい会社GIGでそれぞれイケてるものを作るという結論にいたりました。
2017年3月末をもって創業者の岩上貴洋さんは退職されたそうです。あぁ、やっぱりねというのが正直な感想です。
創業者側が辞めるのはあまり例がありませんが、とにかく辞めたそうです。一連の流れから考えると1年前から「ズレが生じていた」可能性がありそうですね。
一般的な会社では意見が違っても偉い立場(社長)の人の意見が優先されますが、同じ立場の人間が意見がズレると、どちらかが退職するしかありません。共同経営の難しさだと思います。今回のケースでは創業者でありながら岩上さんのほうが立場が弱かったと考えられます。
これによって創業者のカラーがなくなり、企業文化(カルチャー)も変化する可能性がありそうです。(というか以前の企業文化が好きだった人はもう辞めているんでしょうけど)。
企業文化に関しては人によって好き嫌いがありますので「これが正解」ということはありません。両社とも末永く発展することを期待したいと思います。