はあちゅう嫌いは知っておくべき炎上歴史と基礎知識

ナチュラル自然発火能力者の「はあちゅう」こと伊藤春香さんですが、あいもかわらずTwitterが定期的に炎上しており、折れない心として尊敬の眼差しで見ています。

ここまで嫌われる理由を考察したいと思い、近年のツイートを参考にしながら炎上歴史をまとめてみました。はあちゅうが好きな人も嫌いな人も必見です。

はあちゅう氏の印象・イメージ

私の周囲の男性に、はあちゅう氏の印象を聞いてみると基本的に「よくはない」と答える方が多いです。理由を聞いてみると男性視点だと結構イラっとさせるコメントは多いためとのことです。少数ですが「関わってはいけない人」と答えた人もいました。

女性にはファンも多いようですが、性格に癖があるので「好き嫌いが極端に分かれる」タイプの人だという口コミ評判もあります。ちなみにブロガーとしての能力は高く評価しています。ブスとか美人とか賛否両論ありますが、そこは置いておきます。愛のままにわがままに僕ははあちゅうだけを傷つけない。

「女子は奢られて当然」炎上発言(2012年)

かわいくおごられて気持ちよくおごる方法

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『キレナビ』編集長を務める伊藤春香(はあちゅう)さんの「女の子が一カ月に使う美容費について。」というエントリーだ。この記事はツイッターで5000以上RTされ、2ちゃんねるでも大反響を呼んだ。批判や賛意が入り乱れ議論が拡散している。伊藤春香さんが行なった書き込みの要点をまとめると、「女子は美容費にお金をかけているんだから、男子はおごりなさいよ」ということ。

引用:男はなぜ女におごらなくてはいけないのか?

2012年5月の炎上発言。この発言は世の男性から総ツッコミを受けました。世の女性を代表して言ってあげました的に聞こえるのは空耳でしょうか。「ブスな女は簡単にSEXさせろ」「貧乳はセクハラされても文句言うな」と同レベルの発言だと思います。教育者であり慶應義塾大学を開塾した福澤諭吉も天国から泣いていらっしゃるでしょう。

彼女は純粋に日本の女性が有利な社会を作りたいと考えているだけなんです。しかし、男性側からは「このようなことを主張する女性におごりたいか」「気持ちはわかるけど、それを言ったらおしまいだよ」と否定的なツッコミを受けてしまいました。

電通OBはあちゅう「偏差値40」炎上発言(2017年)

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2017年1月の炎上発言。確かに「10歳の子供でもわかるように説明しろ」「おじいちゃんでもわかるように話せ」というのはビジネスの基本であり、はあちゅう氏の伝えたい真意はわかる部分があります。

素晴らしいのは相手を不快にさせるキーワードを盛り込み、電通の過労死問題が消化できていない説妙なタイミングで、Twitterでそのまま伝えてしまう彼女の連続コンボ技を評価したいです。

脳科学者の茂木健一郎さんも「偏差値って言葉は使っちゃダメ。それはダメだよ」とアドバイスしてくれました。それに対して独自の偏差値という概念について語り「自分の生きてきた世界の狭さを実感させる、いい例えだと思いました」というド天然の回答。脳科学者ごときが、はあちゅうを理解するのは百年早い!

一番の問題は「はあちゅう女史は別に間違ったことを言っていない」という点です。単純に、同じことを言うのでも、適切な言い方について考えろ馬鹿という程度であって、これが「はあちゅう」「電通」「偏差値」という可燃性の高いキーワードが無ければ特段の炎上も起きなかった事案だろうと思うんですよね。

引用:電通はあちゅう炎上事件と正論の言い方問題|やまもといちろうコラム

はあちゅう分析第一人者である山本一郎さんによると、可燃性の高い条件が揃っていたので炎上したと分析しています。童貞のくせになかなか鋭い分析です。

日本の最大手広告企業である電通に勤めていたカリスマブロガー・はあちゅうがTwitterにて「電通社員でない日本人はバカなのが普通」といった趣旨のツイートをしたとしてTwitterが大炎上しています。

はあちゅうが「電通社員でない日本人は馬鹿」とツイートし炎上!」と記事が書かれていますが、日本人はバカとは言っていないので同情します。自称電通関係者にも「お前のせいで迷惑被っている」と批判されていました。

色々と大変だと思いますが、疲れた時は不妊治療、疲労回復、精力強化、老化防止、がん予防などすべての病気に効くと言われている血液クレンジングでリフレッシュしてほしいですね♪

電通にいたとある先輩に「普通なんて存在しないと気づかされた話」なのに、「反日ブラック企業滅びろ!」みたいな反応がくるのがちょっとよくわかりませんでした。

自身のブログやツイッターでも言及されていますが、変な人から大量にメッセージがくることもあるらしいです。私は陰で「はあちゅうがまたラブレターもらったらしい」と呼んでいます。この一連の流れで私は「自業自得」という言葉を学びました。

炎上するかどうかは投稿する時点でだいたい分かります(2017年)

発言が炎上するかどうかは、投稿する時点でだいたい分かります。だから表現をもっとまろやかにすれば炎上しないことも分かっているんですが、言いたいことをぼかして書いて、嘘の自分で、メディアに出る意味もないなあと思って。タレントではないので優等生のフリをしてまでメディアに出るのなら、私である意味がないんです。

引用:はあちゅう 炎上は時代のツボを突いているから燃える

2017年4月の記事を抜粋。「自分が思ったことはそのまま発言したほうが良い」と考えており、相手がどう思うかよりも自分らしさを大切にする方のようです。「一緒にいるのが怖いな」と確信させるヤベェ奴なのでしょうか。

たまにクライアントを交えた会議の場でも空気を読まずに発言する女性社員は社内に一人はいますよね。あとで問いただすと「言いたかったから言った」という身も蓋もない返答が返ってきた経験がある人も多いと思います。多分それと同じタイプです。私はこのタイプを『戦乙女ヴァルキリー型』と名付けました。

はあちゅう氏は天然の炎上ブロガーだと思うのですが、本人の中では「炎上するとわかって投稿している」とのこと。つまりは批判も承知の上で、それでも注目を集めたい乙女心だったんですね。「めんどくさい女子」のオピニオンリーダーの地位は、揺るぎない盤石の体制となりました。

関連記事:元電通はあちゅう氏の被害告発とセクハラ発言問題

突然の誘いに乗らない奴は仕事できない炎上発言(2017年)

2017年6月最新の炎上発言。彼女の場合、物事を断定していることが多いです。強烈な自我をもっておりますので、他人の声が耳に届きません。正義は我にあり。敵は本能寺にあり。

世の中には様々な価値観があるわけですが、その中でも異彩と言える価値観は日本のマリー・アントワネットと言えるかもしれません。半径5メートル以内は危険地帯であると思います。女性なのにギラギラ発言おおいですね(;・∀・)

童貞はブームだ発言(2017年)

2017年12月の発言。いつのまにか2010年以降から童貞は堂々と言っていいモテの要素になっていたことが、はあちゅうの発言から発覚しました。はあちゅうのオリジナリティの高い自称「一般論」は、毎回新鮮な気づきを与えてくれます。

彼女にとって童貞とは誉め言葉であるとしています。そのことから童貞について批判的な意見は全くの見当違いであると教えてくれました。それほどまでに童貞を賛美する背景には、なにかヤリチンへの恨みでもあるのでしょうか?

はあちゅう氏の哲学・性格・生き様

疲れた日は頑張って生きた日 うつ姫のつぶやき日記
 

彼女の信条(ポリシー)についての発言。彼女がこんなにも大勢から愛されるのはなぜでしょうか。有権者の皆さんに伝えたいのは、彼女は正義のヒロインであり、インターネット社会の被害者だということです。ぱいぱいでか美のようなキワモノ枠扱いせずに、もう少し優しい目で見つめてあげましょう。

結構な批判に晒されていますが、もう少しオブラートな発言を心がけようとは思わない彼女は、優等生が多いキラキラ起業女子の中でも、ヒール役として独自の存在を確立させており、今日も元気にせっせと美容商品のアマゾンリンクを張ってPRしています。

まとめ

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はあちゅう氏の一番の強みは炎上を繰り返しても折れない「タフネス」。本人のツイートを見てみたら傷ついていると発言していますが、ほとぼりが冷めた頃に可燃性の高い発言を繰り返すので、そこにシビれる!あこがれるゥ!

何度ダウンをくらっても立ち上がって戦う幕ノ内一歩スタイルの選手はもっと評価されていいと思います。そう考えると少し好きになってきました。皆さんもはあちゅうが日本一かわいいと思えてきたのではないでしょうか。

炎上がなければ彼女の存在理由を否定してしまうことになるので、無責任に炎上を否定するのはよくないと思います。むしろ炎上するたびに彼女を褒める人が増えたら「美しすぎちゃってどうしようもない世界」になれると思いませんか?

彼女の魅力である国内屈指の炎上ツイートを今後も暖かく見守っていこうと思います。