飼っている白文鳥を逃がしてしまったことがあり、奇跡的に親切な方が保護してくれたことで元に戻ってきましたので、その体験談と、体験から感じた注意点を誰かの参考になればと思いまとめておきます。
文鳥が逃げた経緯
文鳥には1日30分程度の日光浴が推奨されています。お昼の時間帯に、日光浴をさせているときに強風が吹きカゴが倒れ、不運にもエサを入れる場所が空いてしまい、逃げてしまいました。
文鳥はご存じの通り、野生化では生きていけません。その日に見つけることができなければ絶望的だと思っていました。時刻は夕方になり半分諦めかけていた時に、保護されている事が分かり安堵しました。
約5時間ばかりでしたが移動距離は直線で約400メートルでした。
注意点①すぐに警察に遺失物届けに行かない
文鳥は行動範囲が広くありません。逃がした直後なら絶対に家の付近にいます。警察に届けにいく時間があるなら、まずは家の周囲を探すことをおススメします。
時間が経てばたつほど行動範囲が広がり、見つけるのが困難になってしまうからです。私はすぐに警察に届けに行きましたが、探す時間に当てればよかったと反省しました。
注意点②上を見ずに、ヒトと同じ目線で探す
文鳥は高いところが好きですが、電柱の電線の高さほど高くに飛べません。私は近所の屋根にいないか上空を探してしまいましたが、実際には人間と同じ目線または道路にいる可能性が高いことにあとあと気づきました。
保護してくれた方に聞いたところ、私の文鳥も(スズメみたいに)道路の上でじっとしていたそうです。他の方の証言を調べたところ「家の垣根にいた」など高くても2Mの高さが限界?のように感じました。改めて考えるとハトやカラスみたいな飛行能力は持っていないことに気づきました。。
注意点③迷子サイトに登録する
迷子サイトに登録しましょう。なおロストした場所は正確に記入しましょう。インターネット上では「東京都で文鳥を逃がした」という書き込みが見られますが、具体的な場所が不明で、見つかる可能性を飼い主みずから放棄しているように感じます。〇丁目くらいまでの住所は記載すべきだと思います。
私は登録したのはここです。他にもいくつか迷子サイトがあります。
結果的に迷子サイトに登録したら、保護した方がツイッターに「迷子の鳥を見つけた」と投稿。その投稿を見た方が「ここに登録してある迷子鳥では?」とコメントし、ありがたいことに私のツイッターにも「おたくの文鳥さんではないですか?」とご連絡くださいました。
迷子サイトに登録するならツイッターアカウントは必須!
※メールドレスも登録できますが、ツイッターのほうが気軽に連絡をもらえやすいかと思います。
注意点④できれば手乗りにさせておくこと
他人が保護しやすいからです。文鳥を知らない方は多いですが、文鳥を知らなくても手乗りであることで「これは野生の鳥ではない!」と気づくことができます。また荒鳥だと見つけても捕まえられない問題もあります。
実際に文鳥を保護してくれた方は「鳥の種類は不明だが、ヒトに懐いているから野生ではないと思い保護した」とのことでした。手乗りでよかった…
最後に
自分は逃がすことはないと高をくくっていました。死ぬほど反省しました。
帰宅後、ピヨピヨをカゴに入れるとスグに爆睡。いつもなら1日2回くらいは昼寝をしているのに、その日はできなかったんだと思ったら泣けました。自分の不注意で怖い思いをさせてしまったことを謝りました。
インコやオウムの場合でも、半年後に見つかった事例もあります。野生化よりも近所で保護されていたケースが多いようです。諦めずに探してほしいと思います。