【悪の教典】感想ネタバレ(最終回・最終話・結末)まとめ

2012年から2015年までgood!アフタヌーンで連載されていた『悪の教典』最終巻5巻の最終回(最終話)を含めた感想ネタバレまとめです。

貴志祐介による小説を漫画化。サイコキラーという裏の顔を持つ教師が引き起こす事件を描いたサイコ・ホラー漫画。全9巻。

悪の教典(1) (アフタヌーンコミックス)

悪の教典(1) (アフタヌーンコミックス)

 

先生も、生徒も、親も、みんな怪物!頻出するトラブルを解消すべく、とびきり有能な英語教師が暗躍する。その果てに待っていたのは、犯罪史上に残る未曾有の大事件だった!!貴志祐介の話題作を完全漫画化した、漆黒のスクール・サイコホラー。

本編あらすじ

主人公であり教師である蓮実聖司(はすみせいじ)が生徒を殺しまくる漫画です。詳しくはウィキペディアに載っています。ジャンプやマガジンにはないタイプの漫画。引き込まれる漫画です。ここまで個性的な教室は存在するのだろうか…。

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教師となったのは自分にとって都合のいい「理想の王国」を創る為であり、容姿の優れた女子生徒欲しさに問題児を代償として引き取った結果、二年四組は歪なクラスとなった。

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晨光町田高校の教師も個性豊かな人物が揃っています。蓮見は表向きは良い先生キャラを演じているので、「お前も先生のお仕事は大変だな」と蓮見に同情するようなキャラもいて、そいつらは死んで当然だったなと思いました。

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養護教諭の田浦潤子は生徒と肉体関係をもったり、ところどころエロシーンもあります。蓮実は生徒の安原 美彌と肉体関係を持ったり、しかも「担任教師を喜ばせる為のペット」として調教するという職権乱用も甚だしい誠にうらやまけしからん先生です。

でも安原も殺そうとします。いや、そいつは殺さなくてもいいんじゃね?と思いましたが、証拠を見てしまったものは徹底的に排除します。

自分が顧問を務めているESS(英会話部)に美女を集め、蓮見親衛隊なるものがあります。すごい人気。もう犯しまくり、殺しまくりのストーリーでもいい気がしますが、全く手を出していませんでした。

蓮見は頭脳明晰で用意周到なサイコパスです。途中までは用意周到にやるんですが、最後の学校で殺しまくるあたりは完全犯罪はちょっと無理な気がします…。生徒を全員殺す必要あったんかいな?

生徒も色々と天才的な奴がいます。生徒の特徴がGTOに似ているような感じがするのは私だけかな。まぁ色々と足掻くわけですが、もれなく射殺されます。

結末(ラスト)は全員殺したと思っていた生徒が、実は数人生きており、精神異常者のフリをして責任能力不能による無罪を狙うも…。

最後は謎を残したまま終わらす感じです。絵は上手いし、ストーリーもしっかりしているので、サクッと読めます。ハッピーエンドではない結末が賛否両論別れる感じですかね。