2015年から始まった深夜バラエティ番組『マスカットナイト』がついに番組終了しました。今後はBSスカパー!などのレギュラー番組などで継続されるそうですが、一旦約2年間の総決算の感想をまとめました。
これまでの流れ
『マスカットナイト』2015年10月8日~2017年3月30日
『マスカットナイト・フィーバー!!!』2017年4月6日~9月28日
『恵比寿マスカッツ横丁!』2017年10月5日~12月28日
最終回の評価
先月(11月15日(水))放送の「爆笑とるまで番組帰れま10!」が好評であったため、最終回はマスカッツらしく、メンバーも視聴者も爆笑でお別れできる、この企画が選ばれた。しかし、企画発表と同時に今回もメンバーたちは困惑の表情になり、それを見ていたPTAメンバーである蒼井そら、麻美ゆま、Rioも強制参加に巻き込まれる。
通常回であればメンバーの私服が見れて楽しかったであろう企画も、最終回らしくない終わり方だった。おそらく突然の番組終了だったのだろう。厳密には打ち切りと明言されていないが、新しい恵比寿マスカッツ横丁が始まって2ヵ月経たずに終了したことを考えると打ち切りだったと断定しても問題ないと思う。
リニューアル初回で「3年目は勝負の年」と言っていたのに2ヵ月後に打ち切りとは…(-_-;)
ただし打ち切りにしたのは賢明。もうグダグダ感が凄くてネットでも酷評されまくりだった。今年になってから番組を録画しても早送り程度に見るくらいになり、開始1分でつまらないと判断して削除することもあった。つまらないと思った理由をまとめました。
【問題点1】企画がつまらない
仮面女子とか見ていてグダグダ感があった。最近だと卓球企画とか選抜総選挙とかつまらなかった。総合演出マッコイ斉藤の自己中心的な企画がチラチラ見えてしまっているのが視聴者的に痛かった。
そのため3か月に1回面白いのがあればいいやと思ってしまっていた。初代がやっていたエロ替え歌や、ダメだしドキュメントみたいな企画がもっと欲しかった。
【問題点2】主力メンバーの卒業・脱退
上原亜衣、彩乃なな、辻本杏の3人の脱退が大きかった。この3人が好きで見ていた部分があったので脱退以降「好きな出演者もいないし、企画も面白くない」だけの最低な番組になっていた。
上記三人は初代でいう、みひろ、かすみ果穂のポジションキャラに近く、貴重な下ネタが出来るキャラクターだっただけに貴重な戦力を失った影響は大きかった。
天使もえはスポットが当たらないまま卒業してしまった印象。彼女の良さがわからないままだった。むしろ日テレジェネックみたいに視聴者投稿で出演メンバーを決める企画があってほしかった。
【問題点3】人数が多すぎる
最終回メンバー25名+3名(保護者)+MC5名(おぎやはぎ+大久保佳代子+阿佐ヶ谷姉妹)という33名の大所帯になっていた。明らかに人数が多すぎたと思う。
多くてもMC3名と18名くらいが限界。名前と顔が最後まで一致しなかったメンバーもいる。
2017年10月5日の番組リニューアル放送初回ではナレーターから《「出番がない」と去っていくメンバー》とコメントされていたが、ファンも「イチオシメンバーの出番がない…」と思っていた。吉澤友貴・白石茉莉奈・市川まさみはもっと出番が増えてほしかった。
小島みなみの使い方はゴッドタンが数百倍上。演技力も高く、ポテンシャルの高い逸材だけにマスカットナイトでの立ち位置には毎回勿体ないと思っていた。こじみな以外も葵つかさもゴッドタンの出番が増えてくれると嬉しい。
あと地味にフィーバーの衣装がダサかった。でも流石に気づいたみたいで横丁で元に戻った。
【問題点4】エロくなかった
2008年、蒼井そらをリーダーに(初代)恵比寿マスカッツを結成。同時にスタートした冠番組“おねマス”シリーズでは、エロく、面白くを信念に、セクシー軍団が世間を驚かせた。その後、第二世代、1.5と、意思は継承され、メンバーたちは不慣れなバラエティ番組に悩み迷いながら様々な企画に挑戦し続けた。
番組当初から「エロく」の部分が全く見れなかったのは残念。彩乃ななと辻本杏がエロトークを頑張っていただけに脱退のダメージは大きかった。エロ担当のキャラが誰もいなくなって、スーブーとかにスポットが当てられ見ていられなかった。
恵比寿マスカットの最大の魅力は「地上波でAV女優が見られる唯一の番組」にあると思う。その部分に価値を置いていた自分としては、スーブーとか藤原亜紀乃は邪魔でしかなかった。
もっとも最後列に座っている程度なら何も問題はなかったけど、そこそこ番組内で優遇されていただけに期待と現実のギャップが激しすぎた。
総評
最初は面白かったけど、方向性を変えてから急激に面白くなくなったという意味で「めちゃイケ」に近い流れになってしまったのは本当に残念。ただただつまらなくなってしまう番組を見るのはつらかったので、このタイミングでの終了は逆に良かったのかもしれない。
ここまで書いてインターネット番組abemaTV「恵比寿マスカッツ 1.5 真夜中のワイドショー」で「こうしてほしい」要望がほとんど実現できていることに気づいた。やはりこれからの時代はネット番組なのか。