女子パシュート金メダルから学ぶチームプレーの種類と本当の意味

テレビ番組で平昌オリンピックの女子パシュート金メダルの話題になった際に、スポーツ文化評論家・スポーツライターの玉木正之さんが面白いことを言っていた。曰く日本人はチームプレーと一言で表現するが、チームプレイには3種類がある。

3種類のチームプレー

①個人がそれぞれの役割を全うするチームプレー

該当競技:サッカー、ラグビー

フォワードとバックスなどポジショニング別の役割がある競技

②全員が同じことをしなければいけないチームプレー

該当競技:ボート競技(エイト)

③一人一人が順番にするチームプレー

該当競技:卓球の団体戦、野球(攻撃面)

野球も一人ずつがバッターボックスに立つため③に近いとのこと。守備は①が近いですね。パシュートは3種類が全て必要な競技だと言えるのでしょう。

玉木正之さんは「(今回のパシュートは)揃える部分、引っ張る部分、一人ずつやる部分、見事でしたね」とコメントしていた。

そういった観戦方法もあるのかと非常に勉強になった。この考え方は元ラグビー日本代表の平尾誠二さんと一緒に考えたそうです。

まとめ

私はこれまでスポーツ評論家は二宮清純さんしか知らなかった。今回初めて玉木正之さんを知ったが、番組ではカーリング・運動力学・ドーピング問題についてもコメントをしており、なかなか幅広い知識もあると感じました。

どうやら現在はジャーナリストよりもスポーツ評論家の立場に力を入れているようで、色々な番組にコメンテーターとして出演されているようだ。今度著書でも買ってみようと思います。