ファンタジスタ中村俊輔の生涯最高ベストゴール3選

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30代の私にとって日本人でファンタジスタと呼べる選手は中村俊輔ただ一人です。フリーキック前の佇まいは常にゴールの予感を漂わせており、Jリーグ現役選手からも「フリーキックの天才」と惜しみない賛辞をされています。10代の頃からテレビ観戦中心のサッカーファンですが、彼以上のファンタジスタはいまだに現れていないと思います。独断と偏見で中村俊輔のベストゴールをランキング形式で3つ選びました。

3位:世界最古のダービーゲームの伝説ゴール

2008年4月16日 セルティック 2対1 レンジャーズ

スコットランド・サッカー史において100年以上の歴史を誇る最も有名なダービー、オールドファームの一戦。相手は同じ首都グラスゴーを拠点とするライバルチームのレンジャーズ。スコットランド最大の都市でおこわれる伝統の一戦で、伝説のゴールが生まれた。

前半20分、右サイドからのパスに中央でボールをもらった中村は、左足でワントラップした直後に左足でミドルシュート。蹴ったボールは強烈な回転がかかり、軌道を変えてゴールネットに突き刺さる。

一瞬の出来事に、観客総立ちの大歓声。そして全員で熱唱する応援歌。セルティックサポーターに「レジェンド(伝説)」と呼ばれることを決定づけた試合。

2位:クラブ史上初の決勝トーナメント進出を決めたFK

2006年09月13日 セルティック 2-3 マンチェスター・ユナイテッド
2006年11月21日 セルティック 1-0 マンチェスター・ユナイテッド

UEFAチャンピオンズリーグのグループステージにおいて「赤い悪魔」マンチェスターユナイテッドと対戦。傍から見れば結果の見えている一流クラブと田舎クラブの試合に映っただろう。

しかし、相手のホームスタジアム「オールド・トラッフォード」で世界を震撼させたのが中村俊輔のフリーキック。オランダ代表GKエトヴィン・ファン・デル・サールが一歩も動けず軌道を見守るしかできなかった完璧なゴールは、いまなお現地サポーターから伝説として語り継がれるゴールです。

そしてホームで迎えたグループステージ第2戦。グループステージ突破がかかる大一番。試合はマンチェスターが主導権を握りつつも双方無得点のまま終盤に。81分に獲得したフリーキックのチャンスで蹴るのはもちろん中村俊輔。

選手とファンの脳裏によぎるのは1戦目のゴール。相手GKも反応するが、鋭く曲がるボールは”ここしかない”ゴール右上隅ギリギリに吸い込まれ、ゴールネットを揺らす!実況者は叫び、スタジアムにいる緑色のサポーターは狂喜乱舞。この芸術的なゴールが決勝点になり、セルティックが劇的勝利。

クリスティアーノ・ロナウド、ウェイン・ルーニー、ライアン・ギグスといった名選手を擁するマンチェスターユナイテッドからの値千金のゴールは、セルティックにとってチャンピオンズリーグ初のグループステージ突破を決めたゴールにもなった。

現地メディアから「マジック(魔法)」と呼ばれるパスやフリーキックで活躍した中村俊輔は、セルティック黄金時代を支えた救世主(ヒーロー)だったのは間違いありません。往年のファンはいまだにこのシーズンを懐かしんでいるそうです。

2006-07シーズンはスコットランドPFA年間最優秀選手賞、スコットランド記者協会年間最優秀選手賞、リーグスポンサー年間最優秀選手賞、年間ベストゴール賞など個人タイトルを総なめ。中村俊輔のフットボール人生において最高のシーズンになった。

1位:日韓W杯大会直前の親善試合で魅せた直接CK

2002年5月2日 日本 3対3 ホンジュラス

2002年に開催された日韓ワールドカップ大会直前の親善試合。最終選考を兼ねた試合で、一番存在感があったのは中村俊輔だった。前半26分にFKでゴールを決め、後半41分にCKから直接ゴールを決めるなど2得点に絡んだ大活躍の試合。コーナーからの直接ゴールは、Jリーグの試合でも滅多に見れないゴールですが、代表戦で決めてしまう素晴らしさを評価して1位に選出しました。日本代表として98試合に出場しましたが、日本代表としてのベストパフォーマンスゲームに挙げたいです。

この試合の活躍で代表確実だとファンの全員が思ったが、当時の代表監督だったフィリップ・トルシエは中村俊輔を外しました。中村俊輔の個人技のスタイルが、ガチガチにシステマティックなサッカーを好むトルシエの考えに合わなかったとする意見が一番有力視されていますが、当時は足首のケガや監督との確執論など様々な憶測を呼びました。ケガが癒えた直後、中村俊輔は海外に新天地を求め、2002年7月、イタリアのセリエAレッジーナに移籍。

まとめ

2000年代初頭は中田英寿や小野伸二といった才能豊かな選手がいましたが、日本代表の10番を背負った中村俊輔のプレーが一番好きでした。現在では絶滅危惧種とされているファンタジスタの代名詞として今も心に刻まれています。

全盛期に海外にいたのが少し残念でしたが、その後、横浜F・マリノスに戻ってきてくれ、現在はジュビロ磐田でプレーを見ることができます。今年で39歳と選手生活も残り僅かですが、フリーキックは衰え知らず。今シーズンも怪我なく頑張ってほしいと思います。

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