太平洋戦争を題材にしたおススメ漫画・小説・映画6選

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30代男性がおススメする太平洋戦争を題材にした漫画・小説・映画をまとめました。

映画部門

火垂るの墓

太平洋戦争をテーマにしたアニメでは一番有名なアニメ映画の代表作。ジブリ作品の中でも最後まで暗さが残っており、バッドエンドのまま終わっている異彩を放っている映画。しかし、いまだに定期的にテレビ放映されるほど皆から愛されている映画とも言える。後年、東京大空襲だと思っていた場面が神戸大空襲の間違いだったことに気付く。

太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-

マリアナ諸島サイパン島を舞台にした戦争映画。この映画を見るまで太平洋戦争末期にサイパン島で激戦が繰り広げられていたことを全く知らなかった。中学の歴史の教科書には一切記されていなかったと記憶している。それくらいサイパン島の戦いは知られていない。本作品はマリアナ・パラオ諸島の戦いを知る上で最も価値ある作品だと言える。実在した大場栄・陸軍大尉を竹野内豊が熱演。ラストの軍歌は圧巻。

さとうきび畑の唄

明石家さんま・上戸彩など豪華な出演陣が揃ったスペシャルドラマ。沖縄が舞台だが、沖縄戦の悲劇を描いた戦争ドラマではなく、家族愛を中心にしたストーリーになっている。最初は明石家さんまらしい明るいキャラクターが特徴的な厳しい時代でも明るく生きるホームドラマ調だが、最後の結末は号泣。あふれ出る涙を抑える事が出来ない。家族がいる人はきっと抱きしめたくなるだろう。森山良子さんの『さとうきび畑の歌』と一緒に後世に伝えたい。

硫黄島からの手紙

太平洋戦争末期、フィリピンの戦いや沖縄戦とともに第二次世界大戦屈指の最激戦地であった硫黄島。本映画公開によって、硫黄島の戦いが日本国内で広く認識されるようになったが、私も初めてこの戦いのことを知った人間の一人。

1932年ロサンゼルスオリンピック馬術障害飛越競技の金メダリスト西竹一(バロン西)のことも初めて知った。まさか戦前に馬術競技で金メダリストがいたことにも驚く。第31回日本アカデミー賞で最優秀外国映画賞など数々の賞を獲得。

漫画部門

はだしのゲン

性的描写や残酷画像があるとして自由閲覧禁止騒動があったが小学校・中学校の図書室には必須の漫画だと断言できる。私の小学校の図書館には『火の鳥』と『はだしのゲン』だけは漫画なのに置かれていたので何回も読んだ。

自分にとって戦争教育の教科書と言える存在。小学生低学年当時、第二次世界大戦など政治や歴史の問題を理解できていなかったものの、戦争の悲惨さは十分に理解できた。太平洋戦争について一番詳しく伝えており小学生にもわかりやすい漫画だと評価できる。

個人の主義主張において作者の偏った部分があると言われるが、原爆を体験した広島市民のリアルな意見を見事に描いた作品であることは異論の余地がない。昭和天皇の戦争責任論に言及しているのも高評価。広島で被爆した人間がみずから語る実話には迫力がある。広島の被爆体験を描いた漫画では最高傑作。

小説部門

永遠の0

映画化もされたが断然に小説がおススメ。映画も観たが、大事な部分が描写されず美化されている部分も多かったので落胆した。2時間映画では到底無理があるほど重厚なストーリーになっている。

小説では戦争の悲惨な事実よりも日本軍の無能な実態が強調されている。桜花についてはこの小説を通して詳しく知った。日本では圧倒的に神風特攻隊が有名だが、バカボムと呼ばれた特攻兵器の馬鹿さ加減に憤りが隠せない。

様々な感情が湧き出て最後まで心が揺さぶられる。特にラバウルあたりは必見。小説と映画ではプロローグとエピローグも全く違うが、原作が一番感動する。

おススメ漫画・小説・映画まとめ

原爆投下や真珠湾攻撃にしても日本人の立場としての意見・目線だけでなく、国際的な評価や歴史観も覚えるのが本当の歴史教育だと思う。戦後70年以上が過ぎている今、10代には試験問題として第二次世界大戦や終戦日を覚えるのではなく、今回挙げた作品から戦争の実態を学び色々な視点から戦争について考えてほしい。

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