角田信朗のブログ削除から考えるダウンタウン松本人志との確執問題

ダウンタウン松本人志さんとの確執を告白したことで話題となったK-1競技統括プロデューサーでタレントの角田信朗さんの公式ブログ「ウェルエイジング日記」が、2017年4月6日までに削除されていました。改めてお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志と角田信朗の確執について感想をまとめました。

格闘家でタレントの角田信朗さん(55)がブログで、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志さん(53)との「確執」を告白し騒動になったのは2017年1月の話です。事の発端は角田は2017年1月16日に自身のブログで、『松ちゃんに伝えたいこと』と題し、ダウンタウンの番組の出演NGの状態が続いていると告白。

ある事件をきっかけにボクはダウンタウンの番組に全く呼ばれなくなってしまったのです。

引用:http://ameblo.jp/nobuaki-kakuda/entry-12238577879.html

10年ほど前にダウンタウンの番組企画でレフェリーのオファーを受けた際、当時、K-1の「ミスジャッジ騒動」の渦中だったため、出演を辞退。松本を怒らせてしまったことが原因だと述べていました。角田さんが松本さんを批判していると受け取っている人もいますが、ブログでは

あれからもう何年たったのでしょう...かれこれ10年は経過しているのではないでしょうか。ボクは未だに何故こんなふうにこじれてしまったのかを推理しています。松ちゃんの元に想いが届くといいのですが

と関係修復を繰り返し訴えており、たびたび謝罪しようとしたが、取り次いでもらえなかったそうです。

2017年1月22日にフジテレビ系で放送されたバラエティ番組「ワイドナショー」で、格闘家でタレントの角田信朗さんの主張に反論した。

レフェリーの衣装まで全部決めてるんですよ、打ち合わせで。ところが、「ガキ使」の収録って水曜日なんですが、2日前の月曜日にドタキャンされたんですよ。僕が怒っているとか、そういうことではなくて、番組の問題とか、吉本(興業業)とか、もっと言えば日本テレビとの問題なので。僕が共演NGとか、そんな小っちゃい話では、もうないんですよ。

確かにこれは角田さん側が悪い。収録直前のドタキャンによって代役も見つからず番組が流れてしまったそうです。番組側、日本テレビ側にとって大きな損失が起きていたと思います。

これでは松本さん個人で共演OKの判断をできない状況になっているのでしょう。松本さんからすれば、事務所の大先輩である桂三枝師匠(当時)にも迷惑をかけており、「その人とまた数カ月後に笑いながら番組してたら、ほかの人達からしたら何やねんという話になる」と説明しており、自分個人に謝ってどうにかなる問題ではないことを伝えていました。松本さんの他のタレントへの配慮が素晴らしい。

これを受け1月23日の角田信朗さんのブログでは

私の認識が甘く、松本氏を始め、お仕事に携わられた多数の方々にご迷惑をおかけ致しましたこと、誠に申し訳ありません。改めて謝罪致します

引用:http://ameblo.jp/nobuaki-kakuda/entry-12240790474.html

と謝罪。ちなみに松本さんは番組上で

これを受け、またブログでっていうのも、正直僕はちょっともう...(やめてほしい)。これはもう会社通してやってほしいかな

と発言しました。そのため匿名の掲示板では

「松ちゃんがブログ上げるなって言ったのは無視かよ。会社通せや」 「屑だろ、ブログはやめてくれって言われてるのにどこまでも一方的だし」 「ブログで書かないでくれって松本言ってたのにそれを無視ってもう終わりだろ」

という意見がありました。

私個人としてはブログで追及した以上は、ブログで謝罪すべきだと感じました。松本さんは希望されていないものの2人だけの問題で収まっていないので角田さんのブログでの謝罪は正しいと思います。

なぜ8年も経って、僕を名指して話しているのか分からない。8年経ってブログで言うのはルール違反。ルールは誰よりも分かっている人なのに

これは8年間も共演NGが続いていたこと。そして謝罪の機会がなかったことがブログで明かされています。松本さんはブログを読んでいないのかな? 全文をしっかり読んで相手の主張を理解してからコメントしてほしいと感じます。

原因は角田さん側にあるとはいえ、松本さんが謝罪を受け入れないのはなんでだろうと思いました。共演NGになった経緯を説明すればいいのに…。そこらへんは大人げない対応だと感じます。

ワイドナショーでは「カビの生えた話。8年話を今さらします?」とコメントしていますが、8年前のカビの生えた確執をいまだに続けているのは松本さん側であることは認識すべきだと思います。

ちなみに角田さんのブログでは松本さんに弁明の機会を持とうと「松本人志の側近ベテラン芸人」に連絡し事情を説明したそうです。

それ、ホンマに松本さんがそう言いはったんですかねぇ…?誰かスタッフが勝手にそういう言い方してオファーしてきたんと違いますか!?松本さんはそんなことで気分害するような人と違いますよ。また会うたら僕からも言うときますわ。

しかし、うまく仲裁できていないようです。というか、そもそも説明しているのかという疑問もあります。「松本人志の側近ベテラン芸人」は誰だったのでしょうか?