フジテレビ系バラエティー番組『めちゃ×2イケてるッ!』最終回を観た。1996年10月から始まった放送で、番組放映当時は小学生だった俺も今や30代ですよ(;・∀・)
1996年から2000年までは毎週欠かさず見ていた。見れないときはVHSビデオに録画していた。クラスの男子もほとんど見ていた。
最終回の感想
最終回を見た。すげー面白かった。昔のめちゃイケだった。
終了して気づいた。めちゃイケは俺の青春だった。1990年代、小学生から中学生時代の娯楽はテレビが中心だった。その中心にめちゃイケがいた。
俺の青春が終わってしまった。いや、とうに青春なんて終わっているんだけれども、青春時代を象徴する番組が終わってしまったことに対する悲しみが沸き起こった。
2000年以降はあまり見なくなってしまったけど、それでも今回の最終回を見てセンチメンタルな気分になった。虚無感が訪れたことに自分自身に驚いた。あぁ中学生の時は毎週欠かさず見ていたなと20年前の記憶を思い出した。
余談だけど、最終回で「七人のしりとり侍」企画の罰ゲームが、テレビや新聞で「いじめにつながる」とイジメ論争の社会現象になってコーナーが終了したことが説明されていた。
しかし、企画がなくなっても別にイジメはなくならなかった。岡村隆史さんが「このコーナーがなくなったおかげで、世の中からいじめがなくなったから悔いなし」と皮肉たっぷりに言っていたことに笑った。
めちゃイケの思い出
振り返ると色々な企画が記憶に残っている。オカザイル、モーニング娘。の期末テスト・体育祭、少年愚連隊シリーズ(ヨモギダ少年愚連隊)、中居&ナイナイの日本一周の旅、岡村オファーがきましたシリーズ(特にSMAP)・・・思い出すとキリがない。
最終回にもあったけど、クイズ濱口優も好き。釈由美子や大島優子が出演した回が思い出深い。雛形あきこのノンストップママ、小西プロデューサー、恋のかま騒ぎはできればもう一度見たかった。
YouTubeにも動画がないくらいだから、もうお宝映像化している。笑わず嫌い王決定戦は年1回くらい特番でやってほしい。
昔は色々な面白い企画をやっていたけど、ここ10年間くらいは数取団、めちゃギントンとかシリーズ化したものばっかりでつまらないと感じて、全然見なくなった。
めちゃイケ終了の感想
初期メンバーは22年、新メンバーも8年。よく続いたなと思うし、このタイミングで終えてよかったと思う。むしろ、視聴率低迷や企画のマンネリを考えると、もう少し早く終わっても良かった。
このタイミングで振り返ると、やっぱり新メンバーはいらなかった。メンバーの中身をどうこう言うつもりはなくて、人数が増え過ぎて、一人一人にスポットが当たらなかった。人数が多い番組にありがちな薄味になっていたと思う。
そして出演メンバーの高齢化。昔の映像を見たら当然だけど全員若かった。20代芸人の体当たり企画は面白いけど、岡村隆史(47歳)、加藤浩次(48歳)、濱口優(46歳)、こうした40代後半のおっさんの体当たり企画は・・・。ちょっと苦笑いになる(;・∀・)
他にも、コンプライアンス問題とか厳しくなったせいで面白い企画も苦情がきて出来なくなったらしいし、そもそもメンバーが20代の頃のような身体をはったプロレス企画もできないしね。
ゴールデンタイムを同じメンバーがずっと居座り続けるのも視聴者的にも飽きるので面白い若手に席を譲ってあげて欲しいと思います。後継と思われていた「はねるのトびら」は2012年に終わってしまったけれども。
とりあえずナイナイを筆頭に現出演メンバーにはお疲れ様と言いたい。立派に役目を果たした。フジテレビが第二のめちゃイケを作ってくれることを期待したい。