2015年11月に角膜内リング&角膜クロスリンキングという術式で円錐角膜を治療した体験談をまとめてみました。レーシック手術後数年して、明かりがぼやけ始め、視力がかなり落ちるという症状が現れてから検診をうけて、手術をして症状の進行を止めるまでに至った一連のエピソードのあとがきです。
これから角膜手術する方へ
私が円錐角膜の手術を決断した時、術後の経過情報や手術情報など自分が知りたい情報が全く見つかりませんでした。私は独身で、彼女もいないので手術当日まで一人で考えて、かなり不安でした。
ネットの情報も少なく、どんな手術かもわからず、「最悪、失明するかもな・・・。そしたら仕事辞めるしかないな。」と毎晩ナーバスになっていました。これから手術を受けようと検討している人に少しでも役に立つ情報や、この記事で応援できたらと思います。
これからレーシックを受ける方へ
今回の症例は記事中にも書いていますが、かなり特殊です。レーシック手術が原因かどうか不明ですが、仮に原因だとしても、ほぼこの病気にはなりません。私自身レーシックを受けて良かったと今でも思っています。今でも周囲に「レーシックしたら?」と勧めています。
今回のケースは医療側のミスでも事故でもなく、「ぐうぜん隕石にあたってしまった」くらいに考えています。レーシックの後遺症の確率は「がん」になる確率よりも低いです。多分交通事故の確率より低いんじゃないかな?つまり「がん保険」をみんなで入りましょう。俺は保険屋か!\(゜ロ\)
これから円錐角膜治療を受ける方へ
これから円錐角膜&角膜拡張症(エクタジア)の手術をしたい東京・神奈川に住んでいる人は神戸神奈川アイクリニックをおススメします。
当ブログ内の別記事で「神戸神奈川アイクリニックでは症例数が少ない」という表現をしていますが、「レーシック手術数と比較して少ない」という意味と、「そもそも日本全体の症例数が少ない」という背景があります。
それでも神戸神奈川クリニックは国内の他のクリニックと比較すると症例数は多いと思います。一応って言ったら失礼ですが国内最大手の一つですから。
あとは住んでいる地域から近いかどうかで決めればいいかなと思います。手術日当日は痛みで動けないし、目の保護も必要なので、可能であればタクシーで帰宅できる距離で受けるか、家族の車で帰宅したほうがいいです。ちなみに私が神戸神奈川アイクリニックを勧める理由の一つは親切なスタッフが多かったからです(笑)
最後に
この記事はレーシックの後遺症を伝える記事でも、レーシックや円錐角膜の不安を煽る記事でもなく、日本での症例数が少ない角膜円錐という病気の理解を増やし、これから手術を受ける人を少しでも応援し、不安に思う人を減らすことができればなと思って書きました。
最後になりますが、神戸神奈川アイクリニック執刀医の北澤世志博先生、手術スタッフ、検査スタッフ、受付スタッフの方々、ありがとうございました。北澤先生に関してはひそかに最上位の名医の称号である「ゴッドハンド北澤」と呼ばせていただいております。
クリニック側が定めた保証とはいえ無料で手術してくれて助かりました。通常の料金を後日知りましたが、金額みて少しビビりました(追記:HPでは両目で80万円と書いてあります)。
たくさんのスタッフの日程調整やら、手術用の特注器具も大阪から輸送するなど大変だったと思います。感謝しています。この場を借りて厚く御礼申し上げます。