私が人生2社目のWEB系ベンチャー企業で働いていた時にやられたこと(ムカついたこと)を中心にブラック企業エピソードとして打線にまとめました。
1. 罰金制度の導入
2. アカウント停止と業務停止命令
3. 退職前にメールアカウント剥奪
4. 会社都合の退職で誓約書の強要
5. 早朝会議の主催者が連続無断欠席
6. 月150時間以上のサービス残業
6つしか思い出せなかった(;・∀・)
一部エピソードを紹介します。
1.罰金制度の導入
1つのミスに対して罰金を払えという至極のエピソード。私がいない場で全てが決まっていた。違法行為だと私が言うと、「金額の問題ですか?」という斜め上の返答がきた。上司からゲーム感覚でやればやれば問題なしと言われたときに(もうこいつらダメだ。)と見限った。
4.会社都合の退職で誓約書の強要
会社都合で退職する際に、一定期間競合他社へ転職をしないよう誓約書へサインを求めてきた狂った話。100歩譲って自己都合ならと思う部分はありますが、会社都合でそれおかしくない?と思いましたが、(もういいや)と諦めてサインしました。職業を自由に選ぶ権利がなくなったという悲しいエピソード。
5.早朝会議の主催者が無断欠席
始業1時間前に来て、早朝会議がいきなり決まった話。週1回なので私も(それぐらいならしょうがないか)と割り切って参加。もちろんお金はつきませんよ!これぐらいならよくある社畜エピソードですが、しばらくして発案者の部長が突然の不参加。
遅刻にしろ「ごめん」の一言も言わず昼の会議にでてきたことには閉口しました。それ以降、部長の不参加がデフォルト。最終的に「会議の効率化(無意味だった)」という一言で3カ月かからずに終わりました。なんだったんだこの会議?ある意味早期終了して助かった。
6.月150時間以上のサービス残業
1日5時間×平日5日+1日6時間×休日2日=週37時間。週37時間×4時間=月間148時間のサービス残業をしていました。約150時間はMAXに働いていたときですが、月間平均で70~100時間はサビ残していたと思います。
ちなみに見込み残業代がついていた40時間/月は除外して考えています。寝袋持参で週2回ほど会社に泊まっていました。唯一のメリットは真夏はガンガンクーラーかけて寝てたので意外に快適だったこと。
社畜で終わらない
約5年間勤めましたが、最後の1年間は流石の私もモチベーションが維持できず、むちゃくちゃしていました。昇給しない待遇面と昇格を見込めない環境から(真面目に働いても評価されないし、それだったら適当に働こう。)と決めまして、まず社畜からの脱出を図りました。
基本的にはサビ残が無意味だと気づき定時退社を心がけ、昼休みにジムでシャワー浴びる。勝手に私服勤務。午前中はネットサーフィンタイム(情報収集)など、「給料以上のことはしない」と決めて、最低限のことはやりながら好き勝手やっていました。良く言えば自由。悪く言えば放置だったため最大限フル活用しました。
まとめ
他にも(酒関連での)逝かれたエピソードも多いですが、危ない(危なくなりそうな)場面にはいかないという行動規範のもと、私個人に災難はふりかかりませんでした。後輩が上司から酔った勢いで骨折られるという無慈悲な話もあります(´・ω・`)
最終的に赤字垂れ流しの放漫経営の影響で、事業部の縮小に伴い会社都合の退職になりましたが、退職関連のエピソードは強烈ですね。本当にブラック企業であり、私自身も社畜でしたが、同僚や後輩の人間関係は良好で、性格の良いメンバーが揃っていたため5年間も働けることができたと思っています。
ある程度ブラック企業というのは承知で入社していますので、サビ残くらいは織り込み済みでしたが、経営能力やマネジメント能力のないダメな経営者と媚びるだけの管理職というダメな会社の典型的な事例でした。サービスは面白かっただけにちょっと残念な感じがします。さすがに社長が「辞めてもらったメンバーをまた雇用したがっている」と聞いたときは殺意を覚えました。
残業が月間100時間を超えてくると、プライベートはなくなってきます。これで給与などの餌がないと、なにかの糸(愛社精神とか)がプツンと切れます。経営者の人には、従業員が(真面目に働くのがアホらしい。)と思われない環境が大切だと気づいてほしいと思います。