『世界の終わりの歩き方』(松田元)を読んだ感想評価ネタバレ

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アズ株式会社創業者の松田元さんが3冊目の本を出版されました。アズ株式会社とは完全成果報酬型の営業代行会社で、「アポハンター」と呼ばれるアポ獲得代行サービスや新卒営業マン向け研修サービスを展開している営業代行会社として有名な会社です。

著書の松田さんは経営者、投資家、教育者、執筆家など幅広い活躍をされていますが、私が大学生の頃に知り合うきっかけがあり、当時早稲田大学の学生ながらすでに起業されている凄い人でした。その松田さんの3冊目の出版記念として、過去最高傑作と本人が語っている本がどのような本なのか、本のあらすじや見どころや感想レビューを紹介させていただきます。※本のネタバレ含みます。

松田元とは

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http://gen-matsuda.com/profile

経営者・投資家
私立武相中学校を中退後、鎌倉市立岩瀬中学校転入。その後、私立相洋高等学校入学も3日で中退し、15歳で上京。16歳で大学入学資格検定(現・高等学校卒業程度認定試験)を取得。2000年より米国カリフォルニア州マウンテンビューに留学。02年、早稲田大学商学部に入学し、在学中より学生ベンチャーを創業。

複数のベンチャー役員を経て、卒業目前の06年2月、アズ株式会社を創業。12年6月、アズグループホールディングス株式会社設立、代表取締役就任。武蔵野学院大学SMB研究所所長。15年7月12日、埼玉県狭山市長選出馬。16年2月24日、衆議院予算委員会「平成28年度の予算案審議のための公聴会」に公述人として出席。

世界の終わりの歩き方

世界の終わりの歩き方

世界の終わりの歩き方

 

「全ては終わった、さあどう生きる?」

不安定な世界情勢の中、「世界の終わり」を感じて生きる新世代に向けての攻略本的「生き方指南書」。<終わりの始まり>ともいえる1995年からの失われた20年を紐解き、あらゆる破たんと欺瞞を提示、現代を不安に打ち克ち生き抜くためのサバイバルゲームと定義づける。

どんな武器を身に着け、どんな意識で行動すべきか。30代前半にして経営者・投資家としてメディアでも活躍する傍ら、多くのセミナーや大学講師を務める松田元が、今を生き抜くための9テーマを扇情的なフレーズで叩き切る、新世代のための“破壊と再生”のバイブル。書店で見たら、ゲーム攻略本と間違えて買う人がいそうな表紙です(笑)

感想あらすじ評価

「政治」「国家」「経済」「平和」「労働」「家族」「倫理」「SEX」「ヒト」の9つのテーマに沿って、それぞれの世界で起きている状況を分析し、いかに「世界が終わっている」かが書かれていました。様々なテーマに分かれていますが、決して内容が薄いわけではなく、むしろかなり濃いです。

例えば第6章の「家族のオワリ」では『国税庁が発表している「民間給与実態統計調査」から~~~日本人の2014年の平均年収は約415万円。1997年の約467万円と比較すると52万円も下がっていて、月収換算では4万3000円も低い状態』という文章があり、第4章の「平和のオワリ」では、2014年文部科学省の有識者会議メンバーの前原金一・経済同友会専務理事が、奨学金辺返済が話題に上った検討会での発言を引用しています。

主観的な意見ではなく、膨大な統計データを根拠にした論説を展開していて、説得力がある解説になっています。あらゆるニュースを見てないと、この本って書けないと思う内容が沢山ありまして、情報収集力にも感嘆しましたが、1400円で解説付きでまとめてくれている「本」という存在の有難みも改めて感じました。

それにしても松田さん、なんでこんなに多方面に詳しいんですか…。様々な活躍をされていますが、もともとは経営者ですから「経済」や「労働」に詳しいのは理解できるんですが、ここ数年で「政治」「国家」「平和」など社会問題の造詣も深めていったようです。そして松田さんらしさとして「家族」「倫理」「SEX」「ヒト」などのエンタメ系、サブカル系の話題も豊富。凄すぎる。遠慮なければ近憂あり。色々と勉強になりました。m(__)m

過去の著作

過去の本もおもしろいのでご紹介させていただきます。

めんどくさいことの9割は捨てていい

めんどくさいことの9割は捨てていい

めんどくさいことの9割は捨てていい

 

面白い着眼点で書かれていて、気付きを得られる自己啓発本です。普段本を読まない人にもスラスラ読めるのがこの本の特徴です。日常の中で結構めんどくさいことって多いですよね。私もついつい「めんどくさい」と言ってしまいますが、「めんどくさい」と思うことは重要であるとしているのがこの本。

めんどくさいをネガティブに捉えて思考停止に陥るのではなく、積極的に「めんどくさい」と向き合うことが大切であるとしています。「めんどくさい」という感情を因数分解することによって、解決に導ける珠玉のメソッド本。

時給800円のフリーターが3年で年収1000万円に変わる仕事術

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「歩くスピードを2倍にせよ! 」
「ご馳走になったら、2回お礼をせよ」
「会社から徒歩5分圏内に住め」
「真夜中にメールを返信しておけ」
「仕事に疲れたら、仕事をしろ」

個人的に一番好きな本。過激な、でも必ず成長できる70の鉄則が書かれていて、アズ株式会社のユニークな採用戦略の原点が読み取れる本です。同社は「フリーター」「挫折経験」「夜の仕事の経験」のある人間は即採用!というユニークな採用戦略を打ち立てており、多士済々なメンバーをたくさん揃えています。

ユニークな人材を採用する理由は年収1000万円レベルの即戦力になれる「人財」育成・研修プログラムがあるからと書かれていますが、その究極の「最強」プログラムの70の鉄則が収録されたのが、この本。今回この記事を書くにあたり読み直しましたが、また新しい発見がありました。大学生や新社会人に読んでほしい本です。

会員制BAR「naorai」

会員制BAR「naorai」

https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13053849/

アズ株式会社さんは神楽坂で「naorai」というダイニングバーを運営されており、たまに松田さんが食事しています。私も何回か行きましたが、凄く素敵なバーです。おススメはお昼のランチ!ヘルシーでボリュームのある激うまランチメニュー(1000円)が充実しています。

最後に

松田さんが創業したアズ株式会社は『ユニークな人財・事業の開発・育成』というCI(コーポレートアイデンティティ)があり、私が前々職時代にアルバイト採用をお手伝いさせていただいたときは、採用戦略でもユニークな採用手法をとられていました。そこらへんのノウハウ本も出版されたらバカ売れだろうなーとか思いつつ、次作もすでに準備されているらしく次の著書にも期待したいと思います。 

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