人材輩出企業「リクルート」がよくわかるリクルート出身者が書いた本

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リクルート出身者が書いた自己啓発ビジネス本をまとめました。

リクルートのDNA

リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)

リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)

 

人材輩出企業として有名なリクルートの創業者が、創業からリクルート事件で辞めるまでの約30年間の経験について回顧録。リクルートという会社の歴史について知るという意味では一番わかりやすいです。「起業家精神」について、創業からの経験を交えて書かれています。

 

『社員皆経営者主義』を掲げ、社員数がまだ200名程度の中小企業時代のエピソードは面白いです。8章に分かれており「企業風土について」「江副氏が学んだ名起業家の一言」「成功する起業家の条件」「リクルートの創業期について」「生き生きと働く風土」「情報誌の領域を広げる戦略」「領域の過大な拡大」「早すぎた新規事業の立ち上げ」にまとめられています。

リクルート事件・江副浩正の真実

リクルート事件・江副浩正の真実 (中公新書ラクレ)

リクルート事件・江副浩正の真実 (中公新書ラクレ)

 

リクルート事件(リクルートじけん)とは、1988年(昭和63年)に発覚した日本の贈収賄事件である。リクルートの関連会社であり、未上場の不動産会社、リクルートコスモス社の未公開株が賄賂として譲渡された。

 

贈賄側のリクルート社関係者と、収賄側の政治家や官僚らが逮捕され、政界・官界・マスコミを揺るがす、大スキャンダルとなった。当時、戦後最大の企業犯罪であり、また贈収賄事件とされた。首謀者とされた創業者の江副浩正や位田尚隆(当時:代表取締役社長)の自宅には何者かが銃弾を撃ち込む等の事件にも発展している。

 

そのリクルート創業者の江副浩正が事件について初めて本人が語った本。リクルート事件とはなんであったのかを、主人公自らがはじめて明らかにした現代史の証言。

 

目次
リクルート事件1―発端(会長退任
国会証人喚問
政治家との交わり)
リクルート事件2―特捜の取調べ(特捜部とメディアの“共演”
拘置所での取調べ
現代の拷問
政治家ルート)
リクルート事件3―保釈後から裁判開始まで(保釈後のこと)
リクルート事件4―裁判(裁判開始
政界ルート
労働省ルート
NTTルート
文部省ルート
調書の信用性
論告求刑・最終弁論・判決)
リクルート事件5―リクルート事件に関連して(長いあとがき)

リクルートという奇跡

リクルートという奇跡

リクルートという奇跡

 

「河野さんはいつ社長を辞めるおつもりでしょうか」――こんな衝撃的な一言から本書は始まっている。これは著者の藤原和博氏が、株式会社リクルートの第41回定時株主総会で河野栄子(当時:代表取締役社長)に突きつけた質問。本書のテーマとなる「リクルートマンシップ」の真髄が伝わってくる強烈なエピソード。

 

会社のために社長に退陣を求めること出来るサラリーマンが一体何人いるだろうか。そして著者の藤原氏は「「社長を辞めろ」と言った当人が、そのままその社長が率いる組織の禄を食むことはできない」とし、退職している。リクルートらしいエピソードだ。

 

リクルート事件のスキャンダルに巻き込まれ、300人の部下がいる前で説明した言葉とは。マスコミと闘った著者の苦悩や、ダイエーの支配下に置かれ、プライド喪失の危機にひんした頃の重苦しい社内の雰囲気など、リクルートの社史の陰の部分も営業本部長などのポストを歴任した人物の立場から描かれている。人材輩出企業リクルートの秘密を内部からえぐり出した1冊である。

 

 目次
プロローグ 株主総会で社長退陣を要求
第1章 アルバイトが動かす会社
第2章 無敵の営業
第3章 情報誌は市場である
第4章 リクルートビジネススクール
第5章 非合理を反面教師にした経営
第6章 通信自由化の罠
第7章 スキャンダル克服
第8章 ダイエーショック
第9章 リクルートマンシップにかけて
エピローグ 河野栄子社長への手紙

リクルートという幻想

リクルートという幻想 (中公新書ラクレ)

リクルートという幻想 (中公新書ラクレ)

 

藤原和博の「リクルートという奇跡」へのアンサー本。一言で言うと「リクルートは過剰評価されているのではないか」という疑問を呈した本。「リクルートは凄い」という本は多いが、「実はたいしたことない」という主旨ではこの本が唯一無二である。

 

リクルートは「人材輩出企業」や「新規事業創造企業」等と賞賛され、「営業武勇伝」に事欠かない。「やんちゃ」な社風は賛否両論あるが、日本人の働き方に良くも悪しくも影響を及ぼした。リクルートOB常見陽平が、自らの体験と新規取材の両面から、リクルートの実態に迫り、将来を展望する。リクルート関係者もしくは人材業界関連でないと面白くないかも?

「どこでも通用する人」に変わるリクルートの口ぐせ

「どこでも通用する人」に変わるリクルートの口ぐせ

「どこでも通用する人」に変わるリクルートの口ぐせ

 

元リクルート社員たちが、社長から幹部へ、幹部から一般社員へ、先輩から後輩へと現場で語りつがれる「最強の人材に生まれ変わる」口ぐせを、エピソードを交えながら解説している本。

 

今まさに第一線で頑張っている一人ひとりの等身大のエピソードを紹介していますが、エピソードは極めてリクルート的な面が強い1面があります。

 

・この3カ月でどれだけ成長したの?/できないことを努力してやらなくていい。
・で、おまえはどうするつもりなの?/達成するヤツとしないヤツに大した差はない。
・ライバルを強くしなさい。/目標はみんなで握るもの。
・自分がどうしたいかを考えるのが仕事。/やりたいようにやれ。やり方は任せるよ。
・このままじゃウチの会社まずいよね。/同じことを3年やっていてはダメ。

まとめ

人材輩出企業として有名なリクルート。有名な言葉としてリクルートの旧・社訓「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」は、創業から8年目に当たる1968年に、創業者である江副浩正氏によって作られました。1989年に公式な社訓としては姿を消しましたが、いま現在も、この社訓は同社内で息づいています。

 

日本のリーディングカンパニーとして活躍しているリクルート。この会社を知ることで「会社とは」「仕事とは」「働くとは」を学べます。この本を読んで改めて勉強してみてはいかがでしょうか。

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