【お見舞い金の相場とマナー】知っておきくと安心な常識まとめ

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「お見舞い」はそう頻繁にあるものでもなく、急にその機会がやってくるというものですね。いざという時に慌てないよう、お見舞金の相場についてご紹介します。また、お見舞いにはマナーがあります。どのようなことを気を付ければ相手に負担のないようにお見舞いできるのでしょうか。わかりやすくまとめてみました。

お見舞のマナー

勝手に行くことはしない

いきなりのお見舞いはNGという大原則があります。親しい人が病気で入院するとすぐにお見舞いに行きたいという気持ちは当然ありますね。しかし、他人には見せたくない姿というものはありますし、親しき仲にも礼儀は必要です。またお見舞いに行くと、基本的に相手も気を遣い疲れるものです。お見舞いをする場合はまず面会時間を調べ、相手のご家族にお見舞いの許可をとるようにしましょう。

大きな病気でない場合は相手とメール等で連絡を取れる場合もあります。ご家族の連絡先がわからない場合はそのような手段を使用してもいいわけですから、行ってもいいのかどうかを必ず確認するようにしましょう。「来てもらってうれしい」という気持ちの反面、「弱々しい姿を見られて恥ずかしい」という気持ちもあるかもしれません。そのため、お見舞いにいくかどうかは慎重に考えなければならないことなのです。

お見舞いを控えたいケース

以下のようなケースの場合はお見舞いを控えた方が良いという考え方もあります。
(1)相手が3日以内の「短期入院」である
(2)病院で面会が規制されている(面会謝絶)
(3)相手の衰弱がはげしいとき(手術の直前、直後や、お産の直後)
(4)相手が弱っている姿を見られたくないとき
(5)大人数や小さな子連れ

例えば相手が3日以内の短期入院の場合は、お見舞いより「退院祝い」をする方が良いでしょう。相手の体調が悪くお見舞いするのが難しい場合には、手紙やカードにお見舞い品を添えてご家族に言付けるというのも良い方法です。「いつ頃の時期ならお見舞いに行けそうか?」ということもそっと確認して良いかもしれません。

大人数や小さな子連れでのお見舞いは特に気を付けましょう。大人数の相手は相手が疲れますし、小さな子供は幼稚園などを経由して風邪のウイルスを持ち込んでしまう場合があります。そのため免疫力が下がっている患者さんにとっては危険です。周囲の入院患者の方々にも迷惑をかけることになってもいけませんね。

また、社会的な地位が高い方をお見舞いする際にも注意が必要のようです。ビジネスでのお付き合いとしてお見舞いする場合、ひとりでお見舞いに行くと失礼にあたる場合があるようなのです。そのような場合は上司に相談してから、同伴者を連れてお見舞いに行くようにしましょう。

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長居はNG

相手を元気にしたいと思い、長く話をしてあげたほうがいいと考えてしまうかもしれませんが、見舞に来られた場合相手も多少なりとも気を遣う事になります。長居する事でかえって相手を疲れさせてしまうこともあるため、長くても10~15分程度で帰るようにしましょう。相手に「もっと話したい」などと言われた場合は体調の様子をみながら少し時間を延ばしてもいいかもしれませんね。

お見舞いに行く時間帯

お見舞いに行く時間帯も気を付ける必要があります。相手が思う以上に疲れている場合が多いからです。「いたわり」と「励まし」の穏やかな声かけをし、「疲れさせないための配慮」として短時間で切り上げることが大切のようです。

●NGなケース
(1)面会時間外
(2)面会時間内であっても、回診や食事にあたる時間
(3)入院直後と退院直前
(4)手術の直前・直後や、お産の場合の出産直後
(5)長時間居座ること

●OKなケース
(1)面会時間内の昼食後以降
(2)15分~20ほどの面会時間

会話への気遣い

お見舞いというのは非日常なことですから、普段通りに何を話してもいいということにはならないようです。相手が入院中という状況をふまえて、会話への気遣いも忘れないようにしたいですね。

●NGな会話
(1)仕事に関する詳細な話など、焦りが出る内容
(2)病気の詳細に関する内容
(3)相手の見た目が弱っているという内容(やつれている、顔が優れないなど)
(4)そのほか、不安を与える内容(世間的に緊張感のある不安なニュースなど)

●OKな会話
(1)ゆっくり静養してほしいということ
(2)相手が入院していて淋しく感じていること(できるだけ早く元気になってほしいという気持ちを込めて。ただし「がんばってほしい」という台詞はNG)

入院中の相手と最初に交わす会話は、まずは「お加減はいかがですか?」「体調は落ちつかれましたか?」という挨拶からにするといいかもしれません。次に、相手に安心感を与える前向きな表現で「お元気そうでほっとしました」「順調なご回復とうかがい安心しました」などがいいですね。。その後「一日も早いご回復をお祈りしております」「この機会にお身体を休めてご静養なさって下さい」などの言葉を贈るとよいでしょう。

お見舞金の相場は5千円

相手との関係によって変わります

身内や親しい人が入院したと聞いたとき、 お見舞いに持参するお見舞金はいくら用意すれば良いのでしょうか。また、お見舞いではお金と品物、どちらを持っていくべきでしょうか。

お見舞いの品にするかお見舞金にするか悩むこともあると思いますが、特に決まりはないようです。基本的には相手が親戚以上の関係の人の場合にお見舞金を持って行くことが多いようです。

ではどのような場合にお見舞金を持っていくかというと、あくまでも気持ちの問題で「相手に喜ばれるお見舞いの品が分からず、お見舞金を渡して直接役立てて貰おう」と考えた場合です。とはいえ相手が親戚以上の間柄でない場合、お見舞金を渡すと返って困らせてしまう事もあるので悩む場合はお見舞いの品を用意すると良いでしょう。親しい間柄で「出費が大変よね」と言える関係であればお見舞金でもいいでしょうし、喜ばれる場合もあるようです。相手との関係で決めてよいと言えます。

見舞金はどんな時に持参する?用意する際のマナーと金額相場

具体的な相場

お見舞金は、入院した相手との関係性によって相場が変わります。 この相場について、ご紹介しましょう。

●親・兄弟・祖父母・孫・親戚:5,000~10,000円
●知人・友人:3,000~5,000円
●仕事関係者:3,000円(有志数名で出すときの1人当たりの金額)
●ご近所さん:3,000~5,000円

受け取る側の心情やお返しの負担(見舞金には半分~1/3のお返しをするのが一般的)を考慮してこの金額になっているようです。

見舞金はどんな時に持参する?用意する際のマナーと金額相場

目上の人に現金はタブー?

何かと物入りな入院生活で「現金」は一番喜ばれるお見舞いと言えるのかもしれません。しかし、目上の方へのお見舞いに現金を包むのはマナー違反でありタブーとされているようです。「目上の方へのお見舞いでどうしても良い品物が思いつかない」という場合には、現金ではなくギフト券や商品券を選びましょう。

入院でお見舞いにNGなものOKなもの「NG:鉢植え」「NG:パジャマ」「OK:現金」|「マイナビウーマン」

気を付けるべき数字【4、6、9】

相場の範囲内であっても「タブーとされる金額にしてはいけない」というポイントがあります。気を付けておきたいですね。それは、
【4、6、9】
が絡む金額です。4は死、6は無、9は苦を連想させるとしてお見舞金には相応しくないとされています。外国では13も不吉な数字とされているので、こちらも場合によっては注意が必要です。仕事関係の人の見舞金の場合、有志何人かで渡すこともあるため気が付かずタブーの金額になってしまうこともあるかもしれません。そのような場合は特に気をつけましょう。

お見舞金の渡し方

渡し方にもマナーがあります

●包み方
お見舞金を包むときには祝儀袋を使います。熨斗を付けるか付けないかは意見が分かれますが、基本的には付けます。病気が二度と訪れないようにとの願いを込めて、紅白の結びきりを使います。それとは逆に「蝶結び」のものは「ほどけて何度でも」を意味するため「何度も病気になる」ことを連想させてしまうのでNGとなっています。

紅白の祝儀袋に抵抗があるという場合には白い封筒でも構いません。ただし、不幸事だからといって不祝儀袋を使うのはNGです。表書きには、「御見舞」や「お見舞」などと書きます。 包むお札は新札である必要はありません。

お祝いごとではないので新札でない方がいいという考え方もあります。シワシワになっていたり過度に折れ曲がったりしていない限り普段使いのお札で大丈夫です。

●渡すタイミング

お見舞金を渡すタイミングは対面してすぐで構いません。相手の状態によっては面会時間もそう長くとれないため早めに済ませておきましょう。渡す際には「何がいいか迷ったのですが、お見舞い品の代わりに」という旨の言葉をかけると失礼になりません。また、相手を気遣う言葉も必ずかけるようにしましょう。

お見舞いの品のマナー

花の選び方

殺風景な病室で過ごす人のためにお花をお見舞いの品として選びたいと思うのは自然なことですね。しかし、お花を持ち込む際は大前提として「病院がNGを出していないか確認する」ことが重要のようです。

最近では、感染やアレルギーの観点から生花の持ち込みを禁止しているケースも増えているようなのです。病院のHPや電話で確認しておくと良いでしょう。生花が禁止されていても「プリザーブドフラワー」はOKな場合もありますので確認してみましょう。

●NGなお花
(1)百合など匂いがキツイ花
(2)菊・小菊(告別式を連想させるので縁起が悪い)
(3)シクラメン(語呂が「死」+「苦」なので縁起が悪い)
(4)椿(花の落ち方が首から落ちるので、縁起が悪い)
(5)バラなどの赤い花(真っ赤な色が血を連想させるので、縁起が悪い)
(6)鉢植え(「根がつく」が「寝付く」と同じ発音のため、縁起が悪い)
(7)花瓶の必要な花(花瓶の必要な花束は細菌の繁殖がしやすく、花瓶自体が割れやすく危ないため)

●OKなお花
(1)病院で特に規制がなく、相手が好きなお花
(2)明るい色の花を集めたフラワーアレンジメント
(3)すぐに飾れるミニバスケットに入った花
(4)生花ではない、プリザーブドフラワー

知らないと恥をかく!入院時のお見舞いマナーの新常識はこれ!

食べ物の選び方

お花、現金&商品券につづいてお見舞いの品で人気なのが食べ物のようです。食べ物にも入院患者にはNGな物もたくさんありますのでご紹介します。

●入院患者にNGな食べ物
(1)生もの(食あたりを防ぐため)
(2)揚げ物(入院中の弱った胃腸で消化能力が低下しているため)
(3)適量ではないフルーツ(食べきれない程の量の場合食べ物が痛むのと付き添いの方が持ち帰るのが大変なため)
(4)食事制限中やアレルギーに影響のある食べ物

●入院患者にOKな食べ物
(1)食事制限がなく相手が好物なもの
(2)ある程度日持ちがするもの
(3)適量のフルーツ

病室でのプライベートスペースが限られている場合もありますので、そのあたりも考慮して品物を選ぶとよいかもしれませんね。

小物の選び方

お見舞い品は何にしたらよいか迷うものですよね。オススメは手紙や写真、本といった小物類のようです。しかし、小物類を選ぶ際に気をつけなければならないのが「入院が長引く」ことを連想させないものを選ぶということです。例えばスリッパやパジャマは入院が長引くイメージがあるため適切とは言えません。

●NGな小物
(1)スリッパ
(2)パジャマ
(3)くし

●OKな小物
(1)手紙
(2)写真(ご家族の場合、お孫さんやご家族の写真や色紙、手紙は喜ばれます)
(3)本
(4)ドライシャンプー(入院中で洗髪できない際に水がいらないシャンプー)

「本」は骨折による入院や退院前などで体力が比較的問題ない患者さんに人気のようです。入院中はとにかく時間がたくさんあるため、退屈しない小物は喜ばれます。ただ本が増えすぎると保管場所に困ることになるため、本を持って行った際に読み終えた本などを引き取ってあげるという提案をしてみるのも良いかもしれませんね。

お見舞いは「相手への気遣い」が基本

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いかがでしたか?お見舞い金の相場は抑え目ということがわかりました。これは相手の心情やお返しの負担を考慮したことによるということでした。

お見舞いマナーについても注意しなければならない点が数多くありましたが、「相手への気遣い」という目線で考えれば自然に納得できるものでもありますね。悪気がなく冒してしまうタブーというのはありますので、知っておいて損はないマナーと言えます。いざというときのためにこの知識を役立ててみてはいかがでしょうか。

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